湖南市サイコー

工場内が見える!安心、安全、地産地消に努める、三方よしの「和菓子司 近江三方庵」をレポート!

2019年11月17日
滋賀県自習室

近江商人が培った教訓『三方よし』が社名の由来である「和菓子司 近江三方庵」さんは、『安全』で『安心』して『手軽に』お召し上がりいただける『昔なつかしい味の和菓子づくり』が創業のコンセプト。いつお客さまが工場内を見ても、安心していただけるようにと、工場内の壁がガラス貼りになっており、製造の様子を見ることができます。

「和菓子司 近江三方庵」さんでは、できる限り地元産原料の使用に努め、もち米を使用する商品は、100%滋賀県産羽二重もち米を使用。滋賀県産の小麦や米粉などの原料も使用し、あんは厳選した十勝小豆あんのみを使用しています。

「和菓子司 近江三方庵」はどこにあるの?駐車場は?営業時間、定休日は? 

「和菓子司 近江三方庵」さんは、和食麺処サガミ近江八幡店と道路を挟んで向かい側にあり、「和菓子司 近江三方庵」の看板や八幡商業第2グラウンドも目印に。住所は、滋賀県近江八幡市出町429-10。


Google Mapではこちらです。

広めの無料駐車場がお店の前にあります。 

「和菓子司 近江三方庵」さんの営業時間は9:30~17:30。定休日は毎週金曜日です。

滋賀県産原料の使用に努めている「和菓子司 近江三方庵」は、安全で安心、ガラス越しで工場見学ができる! 

「和菓子司 近江三方庵」さんは、昔ながらの和菓子屋さんが次々と閉店していく中で、「和菓子の文化を残したい」と株式会社カワムラの傘下で平成19年9月に創業。近江商人の経営哲学である「三方よし」が社名の由来です。(「三方よし」とは、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」)

『安全』で『安心』して『手軽に』お召し上がりいただける『昔なつかしい味の和菓子づくり』が創業のコンセプト。滋賀県産羽二重もち米、滋賀県産小麦、滋賀県産米粉(日本晴)やその他、お茶や味噌など滋賀県内産の原料をできる限り使用し、地産地消にも努めています。あんは厳選された北海道十勝産小豆を使用。

いつお客さまが工場内を見ても、安心していただけるようにとの思いから、工場内の壁がガラス貼りになっています。午前中に来店するとガラス越しに製造の様子を見られます。 

今回は特別に、工場内に入らせていただきました!衛生管理も徹底している「和菓子司 近江三方庵」さん。私も従業員さんのように、白衣や帽子、マスクに白い長靴をお借りして中へ!こちらは、今回、取材対応と案内をしていただいた和菓子職人の瀧さんです。 

取材をさせていただいた日は、でっちようかんやおみやげ用のよもぎまんじゅうの製造中でした。こちらは、でっちようかんを蒸している様子。 

瀧さんにフタを開けていただいて、中を見せてもらうと、たくさんのでっちようかんが湯気を立てていました。 

こちらは、餅つき機です。稼働してる様子は迫力がありそうですね。「和菓子司 近江三方庵」さんでは、昔ながらの製法を職人さんに伝授していただき、おいしさも大切にしながら、工場内も衛生を考慮。極力人手を介しない様に機械化できるところは製造機械が稼動をしています。 

機械から一定量に出てくる丸い生地を並べていく工程。職人さんがチェックしながら製造しているのも、安心できるポイント。 

お店からはこのように見えます。ムダのない動きに見とれて、ずっと見てしまいました。

こちらが蒸す前のおみやげ用よもぎまんじゅう。たくさんありますね。

こちらは蒸し器。存在感があります。

こちらで蒸した、ふっくらとしたよもぎまんじゅうが出来上がりました!

出来上がりを一ついただきました。格段においしくふわふわで、「おいしいですー」と反射的に何度も言っていました。 

「和菓子司 近江三方庵」の店内の様子は?和菓子を購入できるのは?

「和菓子司 近江三方庵」さんの和菓子を購入できるのは、近江八幡市にあるこのお店の他、生菓子を中心にコープしがの宅配や店舗。

日持ちのする、でっちようかんやみたらし餅、まんじゅうなどの和菓子は、ホテルやサービスエリア、道の駅で購入できます。

店内の様子はこちらです。 今回は午前10時30分ごろに取材させていただきました。午前中を中心に売れているそうで、この日はすでに売り切れている商品もありました。

味見もできます。試食の大きさにも「三方よし」を感じます。どれもおいしそうですし、お値段もお手頃です。 

「和菓子司 近江三方庵」さんの和菓子はどの年代も好きな味 

店舗にて購入させていただいた、「和菓子司 近江三方庵」さんの和菓子をご紹介。左上がブルーベリー大福、右上が黒糖あん入りういろ、下がフルーツだんごです。ブルーベリー大福には、野洲の農家さんが栽培した滋賀県産ブルーベリーを使用。ブルーベリーの粒の触感や味が和菓子にマッチしています。 

名古屋のういろは米粉を使用していて、モチっとしていますが、「和菓子司 近江三方庵」さんのういろは、小麦粉を使用し、プリっとした口あたり。私の主人は「甘すぎず、胃もたれもしないし、おいしい!」と大ファンになりました。

砂糖を多く入れると日持ちするので、廃棄のロスが少なくなります。しかし、「和菓子司 近江三方庵」さんでは、砂糖の使用量を減らしているため、消費期限は1~2日。日持ちや利益よりも日々の安心を重視し、甘さ控えめの和菓子を実現しています。 

5歳の娘は、フルーツだんごが大好きに。娘にまた買って欲しいとリクエストされ、ういろと共に再び購入。 

フルーツだんごはお子さま向けに作られた商品。鮮やかでポップな色は、着色料ではなく、強化果汁を使用しています。右上は、栗大福です。ふわりとやわらかで、しっかりとした栗がのっていて、贅沢な気持ちになりました。

「日常に根付く、たくさん食べていただけるお菓子を目指しています」と和菓子職人の瀧さん。近江商人の極意「三方よし」の精神を大切にした、知れば知るほど応援したくなる和菓子屋さんです。

「和菓子司 近江三方庵」の基本情報

〒523-0892 滋賀県近江八幡市出町429-10

0748-33-3006

駐車場あり

定休日     毎週金曜日  

営業時間  9:30~17:30

午前中の早めに来店すると、工場が稼働しており、工場の様子を見られます。

【参考リンク】

(公式)「和菓子司 近江三方庵」HP

※2019年11月現在の情報です。

新型コロナウイルスの影響で、店舗の営業時間・定休日が変更になっている可能性があります。ご来店の際には、各お店にお問い合わせください。

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