滋賀県にはいくつもフリーペーパーがあります。チェキポンからOdekake、パリッシュなどなど。
また湖南市には地域おこし協力隊が制作・発行しているこなんこんなんや地域を限定してのフリーペーパーも存在します。
印刷媒体で滋賀県のお店のことを知るためにはとても良い冊子「フリーペーパー」を面白い形で制作された商工会が滋賀県にあるのを知っていますか?
その商工会というのは大津北商工会。堅田や真野、和邇(わに)などの地域で商売をされている方が会員の商工会なのですが、そこ関係で先日こんなニュースを拝見しました。
会員を週刊誌風に紹介 大津北商工会青年部 : 京都新聞
これはちょっと見ねば!と思いちょっとペッパー 地元商売人図鑑を探しに堅田方面へ行ってきましたよー。
ちょっとペッパーとは大津北商工会の会員である店主の方々が面白い感じでまとめられているフリーペーパーです。
フリーペーパーといっても広告がついているわけではなく、上部で店主紹介、下部でお店紹介を行っています。
個人的にツボなのが、これ。「口撃する時刻表マニア」。
なんと北村建築の北村茂敏さんは、元Jリーガーの方だとか。
こんな感じで全員で29人の方が掲載されています。
ちなみにちょっとペッパーの入手は30から40代ぐらいの男性の方がご飯食べたり、飲みに行ったりする場所にあるようです。僕は堅田駅近くにある美容室で譲って頂きました。忙しい中ありがとうございます!
最後の部分にはトレーディングカードがついています。
ちなみに開けてみるとなんと構想5年制作5秒おゆるキャラ ちょっとくんのカードがついていました。これは…いわゆるレアカードということですか?
カードコンプリートできた人は写真を挙げてください。
このフリーペーパーを見て最初に思ったのが「オモロっ!」ということと、「すごいなー」ということでした。
ちょっとペッパーは確かにふざけています。良い意味で。
最後のページにも編集長の山口さんの言葉で下記のように書いています。
お客様に喜んでもらうためには、お客様との距離を縮めることから始まると。マニュアル通りで訓練された接客から「感動」を生むことは難しい。お客様が僕達になんでも言えるような関係になって初めて、「本当のありがとう」gもらえるんだと思いました。
だからお客様にもっと親しみをもってもらえるように、真剣に作ったフリーペーパーです。ご理解いただけると嬉しいです。
だからこそこの内容で発行しようとされた商工会や関係者の方々にはアッパレ!だと。
「こんなのはふざけていると思われるしやめた方がいい。」という声はどうしても正論に聞こえますし、そういう声は強い言葉を持っています。なぜならリスクを背負い込む必要がないからです。
でもこういう雑誌が今までなかったからこそ実験的にでもやってみるというのは「新しいことに挑戦していく」という意味でもいいのではないかと。
またふざけると言っても、これは良い意味でふざけてます。誰も傷つけることなく、何かを壊すわけでもなく。良い意味でふざけてます。
それこそネットというのはホームページを見ない人にとっては情報が届かない仕組みになっています。
パソコンやスマートフォンを見ないなんて人にちょっとペッパーや地元発信のフリーペーパーがもたらす集客効果というのは大きいかと。
しかもそのお店の人柄というのは実際に店舗利用してもちょっと腰を据えて話みないとわからなかったりします。
でもこういう形で店主を興味が出る内容でアピールしていくというのは形式的な情報しか書いていないものよりも見ていても面白いですし行ってみようという思いにさせられます。
ネットがどれだけ普及しても地元の方が全員見るわけではないのでこういうフリーペーパーがどんどん増えてくればもっと滋賀県内、市内の方に地元のお店を知ってもらえるのかなと思いました。
おわり。
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