滋賀県長浜市は仏教文化財の宝庫として全国的に有名です。特に観音菩薩像の数は多く、集落の数に匹敵するほど多くの観音像が、今なお村人たちによって大切に守られています。長浜市木之本町西黒田にある安念寺の「いも観音」様もその一つです。
長浜・観音の里は、「いも観音」様を守るために、現在クラウドファンディングに挑戦中です!
滋賀県長浜市木之本町西黒田にある安念寺。そこには「いも観音」様と呼ばれて親しまれる観音様が保存されています。始まりは奈良時代とされており、戦禍を村人とくぐり抜け、今も多くの参拝者が訪れる場所です。
この安念寺は「寺」と名前についていますが、住職はおらず、村にあるたった10戸の村人たちで参拝者への対応や観音様の保存を行っている状態です。長い歴史を渡り歩いてきた観音様は、かなり劣化した痛ましい姿になっています。しかしそれでも村人たちは「いも観音」様を大切に、大切に、信仰し守ってきました。
しかしそんな「いも観音」様の観音堂が今、危険な状態に陥っています。昭和初期の建て替えを最後に、長年風雨に晒された階段や床はカビてきてしまっていますし、縁束は腐り折れてしまっています。
「いも観音」様の周りには他の観音堂などもあり、それらのメンテナンスを立て続けに行ったため、10戸の村人たちではもう修復費などの負担ができない状態になっているのです。そこで今回「いも観音」様の観音堂の修復を、1人でも多くの方にお手伝いいただきたく、クラウドファンディングに挑戦することになったのです。
クラウドファンディングの目標は200万円。集まった支援金は、観音堂の階段・廻縁板などの修復材料費や解体、廃棄処分などの修復費、その他委託費用や諸経費に使われます。
これからの時代でも「いも観音」様を多くの方に見ていただき、「いも観音」様とともに暮らしていきたい。そんな長浜市・観音の里からのクラウドファンディングの挑戦。
皆々様からの温かなご支援をぜひ!
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