動物園やキャラクターものでも人気の高いクマ。しかし本物の野生のクマは、そんなに優しくてカワイイものではありません。クマは時折山などで住民に目撃されますが、思わぬ遭遇の結果事故に繋がり、大きな怪我を追ってしまう危険性もあります。
東近江市は、6月9日にツキノワグマらしき動物が目撃され、住民に注意を呼びかけています。
7月から10月にかけての時期というのは、登山などで人が山に多く入る時期です。そしてクマもまた食べ物が豊富なこの時期に、食料を探して行動をしています。秋になると冬眠に向けての準備もあり、行動がより活発になったりも。その結果、山でクマと遭遇し人身事故に繋がることがあるのです。
6月9日(火)14時40分頃、東近江市の永源寺高野町地先松尾谷の奥で、ツキノワグマらしき動物が目撃されました。場所は集落や登山道から少し離れた山奥ではあるものの、未だにその周辺付近で行動をしている可能性があります。
東近江市では、現在入山の際には単独での行動を避け、クマに遭遇したときの対策をするように注意を呼びかけています。
◆遠くにクマがいることに気がついたとき◆
落ち着いてその場から離れてください。クマが驚く可能性があるため、大声を出したり、走って逃げたりするのはやめ、写真の撮影時には、フラッシュを使うのはやめましょう。
◆近くにクマがいることに気が付いたとき◆
落ち着いてゆっくりとその場から離れてください。その際、クマに背を向けずに、クマを見ながら、ゆっくり落ち着いて後退してください。
◆すぐ近くで出会ったとき◆
クマは、慌てた人の急な動作で驚いて攻撃してくることがあるので、冷静に慌てず、クマが立ち去ってからその場を離れてください。突発的に襲われたら、両腕で顔や頭を覆い、大ケガを避けましょう。
参考リンク:クマの目撃情報【東近江市ホームページ】
これからの季節、趣味などで山に入る方も多くなるかと思いますが、入山時にはくれぐれも注意して、安全に山を満喫しましょう!
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