滋賀県外の方へ持って行くならもちろん、そうでなくても地元のモノにはやっぱり地元愛を感じます。
そして、ちょっとした手土産でもやっぱり喜んでもらいたいものです。甲賀市ならではの、かわいいお土産を知っていると何かと便利だし!
そんな目線でセレクトした数々の甲賀市のお土産。お気に入りを見つけてもらえれば嬉しいです!
※情報は随時追加中です!
創業明治110年、甲賀市水口にて地域の和菓子屋さんとして愛されている「御菓子司 大彌(だいや)」。
昔ながらのお菓子作りを今も大切に製造・販売されている中からパッケージや形のかわいい和菓子を3点ピックアップしてみました。
【店舗情報】
御菓子司 大彌(水口店)
住所:滋賀県甲賀市水口町綾野3-59
営業時間:9:00~18:00
公式:御菓子司 大彌
※そのほかに、市役所前店・草津近鉄店があります。
こちらはその名も「甲賀流 忍術屋敷」。甲賀市と言えば甲賀忍者ですよね!その忍者の屋敷を型取ったお饅頭です。
上質な桃山生地で、あっさりした優しい甘さの白餡をたっぷり包んだお饅頭。このまるいフォルムのかやぶき屋根がなんともかわいらしい、見た目でも楽しませてくれます。
原材料はシンプルなものばかり。全てが手作りの作業で作られているそうです。白餡のお饅頭ってどの年代の方にも喜んでもらえるお土産ではないでしょうか。
甲賀市には土山・信楽とお茶の生産地でもあるので、和菓子とお茶のセットなんていうのもピッタリです!
パッケージがレトロかわいい「カクテル」。たっぷりのラム酒を染み込ませたカステラです。
箱を開けると、袋に入っています。その袋には開けやすい工夫が。開け口をひっぱると簡単に開けられて、中のカステラがきれいな四角い形のままお皿にのせることができます。
ギュッと詰まったカステラ生地は、とってもしっとりしていてラム酒の風味が口に広がります。お酒好きの方に人気の商品、ちょっとしたお土産にもピッタリ、便利な箱に入った個包装です。
どら焼きという昔からの和菓子に、チョコレートをあわせたちょっとオシャレなお菓子です。チョコレートということで、こちらはバレンタインの期間限定販売になっています。
チョコレートをふんだんに使用した生地は、しっかり固めの生地。みっちり詰まっていてチョコレートの香りやコクがしっかり伝わります。
中はバタークリームと粒あんをギュギュっとサンド。生地がしっかり味がついてる分、中はくどくなくあっさり仕上げられています。生地と餡のバランスがバツグンでパクパク食べれてしまいます。
いつもの同じようなチョコレートになっちゃうなぁなんて方にぴったり。次のバレンタインは、ちょっとした変化球「ちょこどら焼き」で日頃の感謝を伝えてあげてください。
最近いろんな商品に加工されているのをよく見る「ほうじ茶」。「ほうじ茶ラテ」や「ほうじ茶チョコレート」など、落ち着いた甘さと香ばしい風味が何にでもマッチする人気のフレーバーです。
そうなるとお茶の生産地としては黙っていられない!JAこうかから販売されているのが「ほうじ茶ジャム」。こちらは素材の味を楽しむ瓶詰の店「セルフィユ軽井沢」とのコラボ商品。
「セルフィユ軽井沢」はジャム発祥地長野県で生まれた、瓶詰・ジャムに特化したブランドです。「いつもより少し贅沢」なセルフィユ軽井沢と甲賀のお茶が出会ったら、こんなパッケージもオシャレなジャムができました。
ジャムとしてはさらっとしたテクスチャーになっています。
ハチミツとほうじ茶の風味があり、あっさりとして甘すぎないのでとても食べやすいジャム。パンにはもちろん、ヨーグルトやアイスなどにトッピングしても合いそうです。
このお茶のジャムには、その他にも「緑茶ジャム」や「緑茶ラテジャム」などがあってギフトセットにすることも可能。ギフトセットには、「和の紅茶」のティーバッグも入っていて人気です!
【店舗情報】
JAこうか
農産物加工品販売店 花野果市 水口店
住所:滋賀県甲賀市水口町水口6111-1
営業時間:9:00~18:00
オンラインショップ:JAこうか花野果市Yahoo店
厄除けで有名な田村神社の一役をかっているのが、厄除け「かにが坂飴」。
言い伝えられる「かにが坂飴」の由来は、その昔鈴鹿山麓で旅行く人や近郷の村人に悪行をふるっていた3mを越える大蟹を退治した際に、割れた甲羅が溶けて固まり八つの飴になったというお話がもとになっています。
退治した高僧が、竹の皮に包み厄除けの効ありと村人に配ったのが始まりだそうです。
伝承される昔ながらの製法で今も変わらず作られている「かにが坂飴」は、無添加で素朴な懐かしい味。パッケージも昔のまま竹の皮に包まれたものや、個包装されているものなどいろいろ。レトロで味のあるパッケージも人気のひとつです。
昔は各家庭で作られていたようなおやつですが、現在は販売するこの「江州蟹が坂(八ッ割飴協同組合謹製)」が作っているのみ。
この伝統の「かにが坂飴」、みんなで守っていきたい特産品のひとつです。
【店舗情報】
住所:滋賀県甲賀市土山町南土山甲1301
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日 不定休あり
販売店:道の駅あいの土山・土山サービスエリア
公式:かにが坂飴HP
甲賀市の茶所、土山と信楽のお茶をもっと身近に飲んでもらえるように販売されたのが「近江の茶(ティーバッグ)」です。
茶畑と忍者をモチーフにしたデザインがとてもかわいいパッケージ。色彩が鮮やかで、幅広い年代の方に受け入れてもらえるデザインになっています。
1箱10袋の個包装のパッケージもとっても可愛い!お土産としてはもちろん、ちょっとしたお礼やプレゼントにぴったりですね。
急須を使ってお茶を飲んでるおうちが、どんどん少なくなっています。家でもペットボトルのお茶を飲んでる方というのも少なくありません。
茶葉を急須でというのももちろんお勧めしたいのですが、よりお手軽に本物のお茶を楽しむのにはティーバッグは最適!
JAこうかの直売所「花野果市(はなやかいち)」や「ここぴあ」、ネットショッピング「花野果市Yahoo!店」で販売されています。
【店舗情報】
JAこうか
農産物加工品販売店 花野果市 水口店
住所:滋賀県甲賀市水口町水口6111-1
営業時間:9:00~18:00
オンラインショップ:JAこうか花野果市Yahoo店
明治17年創業。土山町の東海道沿いにある「安井酒造」は、昔のまま、昔ながらの手仕事を大事に酒造りを続ける酒蔵です。瓶詰やラベル貼りに至るまですべて手作業ですることで、造り手の想いや蔵の風景が伝わるようにという想いが込められています。
かわいいお土産としてご紹介するのは、ラベルが特徴的なふたつ。今にぴったりのレトロ風ラベルと、日本酒に斬新なアメコミ風ラベル、どちらも渡すと、話が広がるお土産になってくれそうです。
【安井酒造の基本情報】
住所:滋賀県甲賀市土山町徳原225番地
電話番号:0748-67-0027
公式:安井酒造HP
店頭販売可能。
レトロ調のラベルが雰囲気のあるきもと造りのお酒「きもと太郎 玉造」。
環境こだわり米の滋賀県産玉栄を使ったお酒です。きもと造りとは、端的に言うと「酒母を手作業で造る製法」。やはりここでも昔ながらの製法ですね。自然の力と作り手の勘や経験を活かして作られているということ。まろやかで濃すぎない飲みやすい味は、どんなお料理にも合いそう。
こちらはうってかわって、これが日本酒?と思わせる楽しいラベル!アメコミ調のイラストがインパクト大です。
ドライという名前通り、辛口のお酒。この甘口辛口というのは、日本酒の中にどれくらい糖分が残っているかを表した数値「日本酒度」で判断されています。日本酒度がプラスにふれるほど辛口です。この「WOWDRY」はプラス14。先にご紹介した「きもと太郎」はプラスマイナス0なので、そこで味が違うことが分かります。
あくまでも目安の日本酒度なので、辛口と言われてるお酒を飲んでも、そう感じない方もおられますので参考にする程度に。ぜひご自身で呑んでみて辛口・甘口を楽しんでみてください。
パッケージからして個性的なこちらのカレーは、甲賀市信楽町の「山田牧場」販売の「パニールの杜カレー」です。
パニールとは、乳に酸を加えて分離させたものを圧縮したチーズのこと。そのチーズが入ってるカレーになりますが、このレトルトカレー、ひとつの箱に「サグカレー」と「トマトマサラカレー」の2種類入っているんです。ちょっとお得感ありますよね。
「トマトマサラカレー」はさまざまなスパイスを使ったスパイスカレーで、「サグカレー」はほうれん草のカレー。どちらもいただいてみましょう♪
まずは「サグカレー」から。緑色のルーがなんだか健康的に見えます。
このゴロゴロした四角いものがパニールです。
こちらが「トマトマサラカレー」。トマトがたっぷり入った赤い色。
どちらも辛すぎず、とても食べやすい。パニールも初めて食べましたが、そんなに癖もなく食べやすいと感じました。
日常にあるとちょっと便利なレトルトカレー、こんな特別なカレーだとわざわざ食べたくなります。
【商品情報】
販売店:JA店舗/花野果市
藤本酒造は、1763年頃より甲賀市水口の地で酒蔵を営む老舗の酒屋さん。
当初造っておられたお酒はあまり酒質が良くなかったそう。そんなことで「山村神社」の氏神様にご神託を奉じて井戸を掘ってみたところ、この近辺ではなかなか出ない良質の水が湧きだしました。米どころである近江米とあいまってできたお酒は大変美味しかったため、名前を「神開」(神様のお告げによりできたお酒)として今に続いています。
おすすめのお土産としてピックアップしたのは、その清酒「神開」と「梅酒」の2点。どちらも味はもちろん、個性的なラベルが素敵なお酒です。
こちらが看板酒、「神開」の大津絵ラベルです。
大津絵というのは、滋賀の方ならご存じの方が多いのではないでしょうか。大津市で江戸時代初期から名産とされてきた民族絵画で、東海道を歩く旅人の土産や護符として知られていたものです。
「神開」には普通のラベルのものもありますが、手土産として購入するならぜひこの大津絵ラベルをチョイスしてほしいです。ひとつ話のネタが増えますし、何より大津絵のタッチが愛着湧きます。
こちらは、長期熟成古酒に青梅をじっくり漬け込んだ梅酒のリキュール。
若い女性が思わず手にとってしまいそうな素敵なイラストが特徴のラベルです。細い線で描かれた女性が繊細なイメージ。
日本酒が苦手な方も、梅酒ならお湯割り、ソーダ割りといろんな飲み方で楽しめそう。梅酒のターゲット層とうまくリンクしたイラストになってますね。
ちょっと粋な手土産を探している方には、もってこいの一品ではないでしょうか。
【「藤本酒造株式会社」の基本情報】
住所:滋賀県甲賀市水口町伴中山696
公式:藤本酒造株式会社HP
ゆるーいイラストがほっこりさせてくれるハーブティーのティーバッグセット「ひとやすみの術」。こちらはハーブ教室などを営んでいるRootsさんが販売しています。
忙しい日々にぴったりの、心を穏やかにととのえるリラックスブレンド。里山のアロマの代表格クロモジとシソをブレンド。爽やかでスッキリした香りが癒されます。
クロモジには、自律神経を整えて静かに眠りを誘う効果、シソにはシソ特有の香りが心を穏やかに導いてくれる効果があり、ストレス解消やリフレッシュ作用があると言われています。
ティーバッグは、一杯分を調整しなくてもよい便利さがあります。飲み終えたあとの茶葉の処理も楽ですよね。
とっても綺麗な色も癒しのひとつ。そんなリラックスタイムをプレゼントしたい方にいかがですか?
【「ひとやすみの術」の基本情報】
公式:Roots
「信楽ラスク」は信楽の名産お茶をまるごといかしたラスクです。名前からしてそうですが、この優しいタッチのタヌキのイラストが「信楽らしい」と喜んでもらえるんじゃないでしょうか?
入っているパンフレットには、広い茶畑の風景が。ラスクを食べながら、ふと手に取ってもらえるパンフレット。信楽の自然が目にとまります。
この信楽ラスクは、ほうじ茶や煎茶の茶葉をまるごと食べられることにこだわって作られています。
煎茶は、明るい緑が印象的。ほうじ茶は、ほうじ茶の優しい味が色にあらわれています。どちらもパッケージがシンプルで高級感ありです。
しっかりとした歯ごたえのラスクで1枚で十分なボリュームがあります。
煎茶もほうじ茶も、口に入れた瞬間にお茶が香り広がりました!ほんのりとした甘みも感じられて上品な味わいがとても美味しかったです。
信楽に実店舗がある土産物店「緋色の商店街」や、販売元オンラインショップなどで購入可能です。
【「信楽ラスク」の基本情報】
公式:「hioli」HP
「緋色の商店街」Instagram
甲賀市甲南町にある、社会福祉法人やまなみ工房は、アールブリュットで全国的にも有名な障がい者福祉作業施設です。
アールブリュットとは、「生の芸術」を意味するフランス語で、解釈にはいろいろありますが、日本での主な意味のひとつは「障害を持った方たちが作り出す純粋な表現」といった意味。
そんなやまなみ工房ゆとりあでの生産活動のひとつであるのが菓子製造です。
作業所の皆さんが作るとっても可愛い甲賀市らしいお菓子をふたつご紹介したいと思います。
甲賀市といえば・・・忍者!の「甲賀流秘伝菓子 手裏剣クッキー」です。
甲賀市観光で忍者村や忍術屋敷に行った後に見ちゃったら自分用にも買ってしまうぐらい、忍者可愛い手裏剣の形をしたクッキー。
茶色い色のクッキーはゴマの風味がしっかり感じられるゴマ味。もうひとつは竹炭を使った真っ黒なクッキー。こちらはプレーンな味になっています。ほろりとした甘さ控えめの味が、何枚でも食べてしまいそうなシンプルな原材料を使った手作りのクッキーです。
お次の秘伝菓子は、手裏剣マークのパウンドケーキ ゴマゴマの巻・ベリーベリーの巻・茶々茶の巻です。
それぞれ味が違うネーミングがお茶目で可愛い!
お土産物と侮るなかれ。このパウンドケーキ、持った時のずっしり感じる重量感に驚きました。ボリュームしっかりあります。
でもギュッと詰まった生地ですが、甘すぎないのでパクパクッと重すぎず、食べられちゃうから不思議。1個の満足感が高めの嬉しいケーキなんです。
分かりやすいので説明は不要かもしれませんが(笑)、それぞれ味が違います。
ゴマゴマの巻は、練りゴマといりゴマが使用されたゴマの味。ベリーべりーの巻はイチゴを使ったストロベリーの味。茶々茶の巻は玉露かりがね茶葉を使ったお茶の味となっています。
それぞれの味は強すぎず、優しい風味といった感じ。どの味も真ん中にホワイトチョコが入っていて、それがうまく合っていました。
手裏剣クッキーやゴマゴマの巻等、どちらも甲賀市内の販売場所は、甲南町の「リアル忍者館」や水口町の「花野果市」、土山町の「道の駅あいの土山」などになります。お立ち寄りの際はぜひ手に取って見てみてくださいね。
【「福祉作業所やまなみ工房 ゆとりあ」の基本情報】
住所:滋賀県甲賀市甲南町葛木877
公式:ゆとりあHP
ネーミングも見た目も直球なのがこの「甲賀流 黒いパイ」。
闇にひそむ忍者をイメージするとやっぱり「黒」が連想されます。
お土産箱として、掴みはオッケー。何人も並ぶ忍者が、分身の術を想像させます。メインは黒忍者ですが、カラフルな忍者たちのイラストがかわいい。
開けてみると・・・「超黒」!どこまでも直球ワードが潔ぎ良し。12個入っています。
開けてみるとやっぱりその見た目の黒さがインパクトあり。ちょっとした話のネタになりそうです。
パイは、サクサクの食感が美味しいメイプル風味。ほろ苦くも優しい甘みがあっておやつにぴったりです。
見た目のインパクトもさることながら、おやつとしても優秀な「甲賀流 黒いパイ」、見つけたらぜひお土産にどうぞ。
参考リンク:忍術村WEBSHOP
美冨久酒造は、東海道五十三次の宿場町「水口宿」の街道筋に蔵を構える創業100年を超える老舗の酒蔵です。
現代的な製造方法ではなく、自然界に存在する乳酸菌を用いた昔ながらの天然醸造法「山廃仕込」と、現代の技術の粋を極めた「吟醸仕込」で手造りの地酒を製造されています。
季節に応じた様々なお酒を展開、販売されているので、いつも新しい日本酒に出会えます。
それもそのはず、こちら美冨久酒造は日本で最大の日本酒のコンテスト、全国新酒鑑評会において数回の金賞を受賞。
他にも国際コンクールの中でも権威のあるIWC(インターナショナルワインチャレンジ)やロンドンSAKEチャレンジ、ワイングラスでおいしい日本酒アワード等でも、金賞、ゴールドメダルを獲得していて、国内外での高い評価を得ています。
様々な日本酒がある中で、かわいいお土産としてご紹介するのはラベルがかわいい純米吟醸酒「にんにん美冨久」。
ゲームの中のキャラクターのようなドット絵の忍者がかわいい!RPGゲームの様なレイアウトで書かれています。
もちろん、プレイヤーが選択すべきなのは「のむ」!(笑)。
お土産に持ち歩きやすい300mlがちょうどよい。甲賀観光の終わりにバッグに忍ばせていただければ、ゲームクリアです♪
【「美冨久酒造」の基本情報】
住所:滋賀県甲賀市水口町西林口3-2
公式:美冨久酒造HP
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