お休みの日のお出かけは、休日の醍醐味!遠出ももちろん素敵ですが、そんなにしょっちゅうは行けないものです。
そうなってくると、地元の観光地って知ってるようで知らなかったり、近すぎて行ったことなかったり。近くにあるところに目をむけないともったいない!
甲賀市の観光スポットまとめてみました!ひとつずつ巡ってみてください。
※情報は随時更新中です。
甲賀市の観光で外せないのが、忍者系スポットですね!甲賀町にある、「甲賀の里 忍術村」。
こちらは広い敷地の中に、からくり屋敷・博物館・忍者道場・手裏剣道場などなど数々の施設が点在しています。忍術村自体が森のような原生林の中にあるので、まるで忍者の隠れ里に忍び込んだよう。
中でも忍者道場は、なかなか本格的な忍者的アスレチックとなっています。石垣登りの術・堀越えの術・綱渡りや一本渡り、水の上を渡り歩く水蜘蛛の術!忍者衣装がレンタルできるので、忍者になって駆けまわれます。気候の良い季節は特に可愛いちびっこ忍者がたくさん!おもわず応援してしまいます。
年間を通して忍者イベントが行われていて、まず一番人気は「忍者選手権大会」。手裏剣投げ、塀飛び、城壁登り、水ぐもなど忍者としての力が存分に発揮できるこの大会。県内・県外問わず日頃の忍者愛を披露して下さる方が我こそはと出場されます。
人気のイベントはまだまだあり「ミスくのいちオーディション」や「キッズ忍者オーディション」も人気のイベントのひとつです。それぞれ自己PRや特技披露でグランプリが選ばれます。
屋外の施設が大半ですので、お天気の良い日や思いっきり体を動かしたいってときなどにもってこいの忍者施設です。ぜひ手裏剣や石垣登りなどの非日常を楽しんでください。
参考リンク:甲賀の里 忍術村HP
【甲賀の里 忍術村 詳細情報】
住所:滋賀県甲賀市甲賀町隠岐394
営業時間:平日10:00~16:00 土日祝9:00~17:00
※都合により急遽の営業時間の変更や営業日程が変更になることもあるようです。
営業時間等の詳細は公式サイト記載の電話番号からの問い合わせを推奨。
朝の連続テレビ小説の題材となったことで、近年再び注目を浴びた陶芸の町 信楽。信楽といえばまずは陶芸の森ではないでしょうか。広大な芝生広場にだれもが思わず走りたくなります。
陶芸の森は、やきものを素材に創造・研修・展示など多様な機能を持つ公園として開設されました。大きく分けて4つのエリアから構成されていて、目的に合わせて様々なコンセプトで楽しむことができます。
ひとつ目は、陶芸専門の美術館で、信楽焼だけでなく世界の陶芸など、さまざまなテーマの展覧会が開催されています。展覧会中は団体等へ作品解説を行うギャラリートークなどもあり人気です(要予約)
ふたつ目は、産業としての信楽焼の「今」を発信する信楽焼産業展示館。さまざまな種類の各社信楽焼製品を展示・販売を行っています。他には、世界中の陶芸家が滞在しスタジオでの制作が行われている創作研修館。そして緑豊かな広場です。この広場にも、屋外展示として様々な陶芸作品が点在するのでそれもぜひ見て回っていただきたいです。
施設の中には、信楽産の有機コシヒカリ玄米と発酵食をテーマにしたカフェレストランがあり、その広場を眺めながら休憩や食事ができます。
どの季節に訪れても、自然と芸術を満喫できる場所。ぜひ季節折々の陶芸の森を感じてみてください。
参考リンク:滋賀県立 陶芸の森HP
【滋賀県立 陶芸の森 詳細情報】
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
開館時間:9:30~17:00(ただし、陶芸館、信楽産業展示館への入館は16:30まで)
休園日:毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日、および振替休日の場合はその翌日)
陶芸館のみ展示替え期間および冬季は休館されます。開館日をご確認ください。
深い山の中、突然現れる近代的な建物という演出がアートを感じさせる「MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)」。トンネルの奥、丸く切り取られた桜の風景が有名ですね。実はこのトンネルからもうアートは始まっています。ミュージアムに向かう長いトンネルのカーブの先には、光あふれる出口にすっぽりと、本館の民家風の屋根が納まって見えるのです。まるで扇面画のように!すべてが計算されているのですね。
館内には創立者・小山美秀子さんが40年以上に渡り、折にふれ集めてきた茶道具、神道・仏教美術、書画、陶磁器、漆工など多彩な日本美術が展示されています。日本だけでなくアジア、エジプト・ギリシャ・ローマなどから集められた書画や立像などの常設展示があり、どれも重なる歴史を感じる素晴らしい展示です。
2020年8月より、新型コロナ感染防止対策・混雑緩和のため来館者はすべて事前予約制、インターネットでのチケット事前購入が必須となりました。いつまで事前予約制とするのか、期限は公表されていませんのでホームページを確認してからが良いですね。
参考リンク:ミホミュージアムHP
【MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)】
住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
開館時間:10:00~16:00 (入館は15:00まで)
休園日:毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日、および振替休日の場合はその翌日)
その他展示替え等期間休みあり。開館カレンダーをご確認ください。
本物の忍者を感じられるのが、この「甲賀流忍術屋敷」。「本物」というにはちゃんと意味があります。この「甲賀流忍術屋敷」は、観光用に移築や復元・新規建築されたものではなく、当時の場所・状態で修繕・維持管理されてきたものなんです。江戸時代元禄年間(1688~1704年)に建立。甲賀五十三家筆頭格甲賀望月氏本家の旧邸として残るこのお屋敷には、からくりがたくさん残っています。
例えば、かくし梯子を使って上がるようになっていて、梯子を引き上げると全く孤立した空間となる中二階の天井。これは追手から逃れるために使われたもの。行き止まりまで追い詰めたはずなのに、あれ?いない!ってあの場面ですね。
どんでん返しもそのひとつ。壁に背を向けて立ち、少し力を加えるとくるんと回転して、あれ?いない!となるアレです。これどちらもこの忍術屋敷に実際残っているからくりです。他にも家の中に床が外れる落とし穴や、一見して開くように見えないからくり窓など、これが実際に使われていたの?という驚きと、ワクワクであっちこっちと興味はつきません。
入場すると、中を見て歩くことやからくり操作・体験などが自由にできます。手裏剣等様々な忍具、忍術奥義を記した書物・巻物等が展示されている資料室もあり、より詳しく忍者のことが分かります。
「手裏剣投げ体験」(追加料金あり)では、当時の忍者のように、鉄製の手裏剣を投げることができます。簡単そうに見えてなかなか難しいので、家族や友達で挑戦すると盛り上がります。忍者衣装変身体験(追加料金あり)では、忍者の衣装に身を包み屋敷の中で撮影大会もOK。楽しい思い出になること間違いなし!(残念ながらこの忍者衣装変身体験は、2020年12月現在、新型コロナ感染予防の観点より当面の間休止となっています。)
忍者の歴史を学ぶだけでなく実際に使われていた忍者屋敷の仕掛けを体験すると、忍者をより身近に感じることができますよ!
参考リンク:甲賀流忍術屋敷HP
【甲賀流忍術屋敷】
住所:滋賀県甲賀市甲南町竜法師2331
営業時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:12月27日~翌年1月2日まで。その他の日は無休
※冬季休館、臨時休館等の場合もあり。その場合はホームページお知らせにて案内。
仏像巡りという観光は、今にはじまったことではありません。昔から人は、そのまた昔の人たちが手で彫り上げる仏像に心の安定を求めて手を合わせに訪れていたことでしょう。
ただ昔は年配の人限定のお楽しみのようなものだった仏像巡りが、今やお寺や神社に行くと若い人たちがあちらこちらに。仏像に手を合わせ心に安定を求める世代がぐんと若くなり、御朱印を集める方も増えています。もう全世代が心を穏やかにしたがっているのです。
そこでおススメなのが「湖国甲賀三大佛巡り」。
ひとつ目が蓬莱庭園で有名な大池寺。人々をこの苦しみの世界から苦しみの無い世界へ導くために教えを説かれ、仏の世界にお送り下さる「釈迦如来坐像」。次に甲賀町、櫟野寺の「薬師如来坐像」。こちらは現世(この世)において心身の病を除き、安楽を与えてくださいます。最後に土山町十楽寺の「阿弥陀如来坐像」。限りのない命、知恵慈悲によりたとえ悪行をしたものでももれなく救ってくださる仏さまです。
どれも車で20分~30分前後の距離。途中、甲賀町にはつきたての餅が食べられる「甲賀もちふるさと館」、土山町には抹茶ソフトクリームがのせ放題の「道の駅駅 あいの土山」などはさんで回られるのはいかがですか?
参考リンク:甲賀市で紅葉を見に行こう!水口の中心からも行きやすい大池寺。
参考リンク:櫟野寺HP
参考リンク:十楽寺HP
参考リンク:甲賀もちふるさと館HP
参考リンク:道の駅 あいの土山HP
【湖国甲賀三大佛】
大池寺
所在地:甲賀市水口町名坂1168
営業時間:9:00から17:00(但し冬期は16:00)
拝観料:大人400円、中学生300円、小学生200円
櫟野寺
所在地:甲賀市甲賀町櫟野1377
営業時間:9:00~16:00
拝観料:500円、団体(20名以上)450円
十楽寺
所在地:甲賀市土山町山中351
拝観料:大人500円 小学生200円
信楽と言えば陶器の街。手びねりや電動ろくろでうつわを作る、一度は体験してみたいですよね。信楽には陶芸体験ができる窯元がいくつもあります。イチからうつわを作るなんて難しそうだなと思う方は、お皿に絵を描く絵付けもあるのでそちらを選んでもいいかもしれません。信楽観光の予定の中にぜひ陶芸体験、入れてみてください。こちらではよりすぐり3つの体験教室を紹介したいと思います!
■ 大小屋
信楽陶芸の森の横、すこし小高いところにある大きな建物が「大小屋」です。陶芸体験だけでなく、ドッグランを併設したレストランがあったりギャラリーや陶器販売があったりとここに来るだけで一通りの信楽を楽しめるようになっています。
陶芸体験
・ろくろコース(2500円~)・手びねりコース(1500円~)・絵付けコース(2000円~)
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2349
営業時間:10:00~17:00
■ 陶珍館(とんちんかん)
大きな倉庫のような店内には、いろんな作家さんのうつわなどたくさんの陶器が販売されています。その奥に陶芸教室があり、予約することもできますが当日飛び込みでも大丈夫。ビー玉を一緒に焼いて、表面にガラスのような色を付けることができるのはこのお店だけ!(別途料金)ビー玉がお気に入りでリピートされる方も多いとか。
陶芸体験
・電動ろくろコース(4000円~)・手びねりコース(1500円~)・絵付けコース(400円~2500円)
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2376-3
営業時間:9:00~18:00(陶芸教室の受付は16:00まで)
■ 遊器陶舎(ゆうきとうしゃ)
こちらは陶芸教室・ろくろ体験の専門施設。店内は明るくゆったりした音楽が流れ、作陶に集中しつつもリラックスできる空間になっています。自分の好きに作るもよし。たくさんアドバイスをもらって本格的うつわを作るもよし。自分と向き合う良い時間になること間違いなしです。
陶芸体験
・手ひねり基本コース(1600円~)・電動ろくろ基本コース(3800円~)・創作コース(電話にてお問合せ)
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2344
営業時間:10:00~17:30(最終受付16:00)
窯元それぞれの特色があるので、いろんなところに行ってみるのも楽しいですよ!
甲賀市土山の山深い自然豊かな場所に「黒滝游漁場」はあります。
里を流れる田村川上流の清流でアマゴやイワナ、ニジマスのつかみ取りや釣りを楽しむことができる絶好の川遊び場です。採った魚はその場でバーベキューで食べることもできるため、夏は小さな子供たちの声が響く人気のスポット。川自体がとても浅く、小さいお子さん連れも安心して遊べるというのが嬉しいですね。
少人数から気軽にバーベキューができる施設から、30人まで利用できる宿泊施設、またキャンプもできるようになっています。屋外と室内のバーベキューコンロがあるので、天候も選びません。
釣りを本格的にしたい方には、年間入川料を支払って「アユ釣り」「ダム釣り」「渓流釣り」を楽しむこともできます。どれにも年間料金と1日料金があるので、やってみたい方は1日から気軽にしてみることが可能。
6月最終土曜日が解禁となる「アユ釣り」は、夏の前の風物詩。アユと勝負するつもりでチャレンジしてみるのもありです。年中通してコイやフナの釣りを楽しめる「ダム釣り」は、青土ダム・野洲川ダムのどちらでもできます。
手つかずに近い自然を楽しみたい方に、特におすすめの施設です。
【黒滝遊漁場 詳細情報】
住所:滋賀県甲賀市土山町黒滝466
TEL:0748-68-0531
20ヘクタールの土地に、牧草地・牛舎・ジェラート工房・バーベキューハウスがある、「成田ふれあい牧場」。これだけの施設ですが、なんと入場無料。酪農を知ってもらうという事と、動物と触れ合ってもらうという目的のために、牧場内を一般公開しているとのことで嬉しいサービスですね。
ふれあい牧場には、乳牛約三百頭とヤギ、羊、ポニー、豚、鶏、鴨、ウサギ、犬、猫などが飼われていて自然な姿を見ることができます。小さいお子さんは身近にいる動物たちに大興奮。生まれて間もない子牛に出会えることもありますよ。
ジェラート工房では、成田牧場で搾乳された生牛乳を使用して作られたジェラートが販売されています。
成田牧場でとれた果物を加工して練りこんだ季節限定の商品や週末限定の商品が大好評。春には、さくらやヨモギ。秋はかぼちゃにマロンと季節感たっぷりでそれを狙って訪れる方もちらほら。ジェラートだけでなく濃い味わいのソフトクリームも人気です。
鈴鹿山系を望む風景の中で楽しめるバーベキューハウスもおすすめ。コンロや炭、お皿や食材まで現地で調達できるので手ぶらで行くのもOK!バーベキューをするってなるとアレもいる、コレもいるとなりがちですが、気軽にできるのがいいですね。
こどもだけでなく、大人も楽しめる成田牧場。近くの大自然に癒されてください。
参考リンク:成田ふれあい牧場HP
【成田ふれあい牧場 詳細情報】
住所:滋賀県甲賀市甲南町新治696
駐車場:有り。
「滋賀サファリ博物館」は、滋賀県信楽町に入ってすぐの場所、世界の野生動物の剥製約100点が常設展示されている「剥製の博物館」です。
道沿いにあるので通る人はだれしも、なぜここにサファリ?と記憶に残っているのではないでしょうか。
百獣の王・ライオン、獰猛なナイルワニ、キリン、ホッキョクグマ、トナカイ、コヨーテなどなど多様な動物たちのはく製が間近に見ることができる珍しい施設なんです。密林の奥深く生息し、めったに目にすることのないボンゴもいます。
それらは、ただ展示されているだけではなく生きていた時の景色を表すストーリーが見えるような展示の仕方にもなっていてそれがまたリアルに伝わってきます。なんとこれらはく製は買い集めたものではなく、すべてハンターである故オーナー近藤幸彦氏(享年91歳)が自ら旅をし、各国政府の許可を得て狩猟した野生動物のみというからびっくり!
ホームページには入場料割引のWEBクーポンがあります。印刷して持参すると100円引きしてもらえます。全国的に見ても珍しいはく製の博物館。陶器の街信楽とギャップのある新鮮な体験してみませんか?
参考リンク:滋賀県に剥製の博物館が!甲賀市信楽の滋賀サファリ博物館にいってみた!
【滋賀サファリ博物館 詳細情報】
住所:滋賀県甲賀市信楽町黄瀬2854-2
開館:土日祝
開館時間:9:30~16:30
駐車場:あり
参考リンク:滋賀サファリ博物館HP
甲賀市信楽町の山の中。初めて見る方は圧倒されるのではないでしょうか。樹齢400年を超える枝垂れ桜があります。茶畑に囲まれた小高い丘の上にあるその姿は一見の価値ありです。
歴史ある桜だけに、ここに桜があるのには諸説あります。
平家滅亡時、都落ちの際に都を偲ぶために植えた説や、又一説には江戸時代初期、徳川家康が、江戸と京都を行き来する折、刺客を避けるため通った畑で休憩した、その休憩した場所にしだれ桜を植えた説などなど。
この枝垂れ桜の品種はエゾヒガン桜、甲賀市の天然記念物に指定されています。
過去枯死が危ぶまれた時もあったそうですが、桜の再生を願う地元の方々の想いと専門家も交えての保護活動のおかげでまた満開の花を咲かせるようになったそうです。400年もの間、長く美しく咲いているのは、地元の方たちの「枝垂れ桜保存会」による地道な保存活動の賜物でもあるのですね。
春に信楽を訪れる際は、ぜひ見に行きたいスポットです。枝垂れ桜のある畑地区は山間の集落になるため、途中道が極端に細くなってる箇所もあります。訪れる際は十分気を付けて安全運転で。
参考記事:甲賀市信楽町「畑のしだれ桜」は、樹齢400年以上の歴史ある桜スポット。地域の人たちが大切に守り続けている場所でした。
【畑の枝垂れ桜の基本情報】
住所:甲賀市信楽町畑
駐車場:あり
参考リンク:滋賀観光情報
近江鉄道水ロ城南駅の北約150mのところにある水口城址。現在水口高校のグラウンドとなっている場所が水口城の本丸部分。現在の街にすっかり溶け込んでいますが、江戸時代ここに立派なお城があったんですね。
そんな水口城の歴史を教えてくれるのが「水口城資料館」です。資料館の1階は水口城築城の経緯などについて説明がされています。もともと水口城は時の将軍徳川家光が京都に上洛する際、宿館として築かれたお城で、その後水口藩2万5千石の居城となります。お城の周りには湧水を利用した薬研堀(やげんぼり)があったことから「碧水城(へきすいじょう)」の別名がありました。そしてそのお堀は資料館の周りに残っていますね。
水口城の本丸部分が、復元模型として展示されています。本丸には、将軍家宿館にふさわしい実に立派な御殿が作られていましたが明治維新後、水ロ城は廃城となり公売に付されました。
一度は、角櫓(すみやぐら)が付近の商家に売却されたり、石垣の一部が近江鉄道の敷石になるなどされましたが、将軍家宿館遺跡としての価値が評価され、滋賀県の史跡に指定されたのを機に、郷土の歴史のシンボルとして保存整備されるようになりました。そうして平成3年11月にこの水口城資料館が開館しています。
立派な梁のある2階に上がると、窓からは水口岡山城が築かれた古城山が見えます。
いつもの景色の中に当然のようにあるお堀や石垣が、この水口町の歴史をずっと見守ってきたんだなと思うと突然かけがえのない今に思えてきませんか?
歴史を感じることで、今がより輝く。そんなきっかけをくれる「水口城資料館」は、一度はじっくり訪れてほしい場所です。
参考記事:甲賀市の「水口城資料館」には、本丸の復元模型が展示!館内の様子を体験レポート!
【水口城資料館 詳細情報】
住所:滋賀県甲賀市水口町本丸4番80号
開館時間:10:00~17:00
休館日:木曜日・金曜日・年末年始
参考リンク:甲賀市HP
野洲川沿いに、悠々と馬が走る姿を目にしてる人も多いのではないでしょうか。あれが、「水口乗馬クラブ」です。こちらは会員の方がいろんなパターンで乗馬を習いに通われているクラブでありますが、会員でない方でも体験することができます。
乗馬というと、かなり非日常でハードルが高いように感じられると思いますが、ここ「水口乗馬クラブ」には、「通常体験コース」や馬が怖くなければ何歳からでも乗れる「子供向け体験コース」などもあります。指導にあたられるスタッフの方は、馬のことなら何でもござれな馬スペシャリスト。安心して体験が可能です。
この「通常体験コース」と「子供向け体験コース」には1回コースと、何回か通って少し慣れた状態でもやりたいという方に対して、お得な4回コースもあります。
乗馬経験が少しあるんだけど、だいぶん前のことで不安と言った方でも「駈歩(かけあし)まで体験コース」というのもあるので、本当に体験する方にあわせた乗馬が楽しめそうです。「5級ライセンスコース」というものもあるので、体験でハマっちゃった人にはより深いコースもありますよ(笑)
参考記事:甲賀市の「水口乗馬クラブ」では体験乗馬を実施中!サラブレッドに騎乗してきました!【アクセス方法】【体験レポート】
住所:滋賀県甲賀市水口町水口6382
参考リンク:水口乗馬クラブHP
土山町の山奥、ひっそりした場所に春にはたくさんの人が訪れる桜のスポットがあります。それが「うぐい川の鮎河千本桜」。鮎河と書いて「あいが」と読むのは土山の地名です。
うぐい川の両岸を桜が咲き誇る春には、「さくらまつり」や「夜桜ライトアップ」などのイベントがあり、地元の方や遠くからなどの人で賑わいます。
土手に降りると、枝垂れた桜に包まれるようにして鑑賞することもできます。
このうぐい川の桜、いちばん最初に植えられたのはなんと60年以上も前とのこと。氏神の改築を記念して植えられたのをはじめに、その後ことあるごとに植えられ続け、昭和55年以降小学校の卒業記念植樹として植えられているそうです。
またこちらうぐい川の水面に、夏前にはほたるが飛ぶことでも有名です。
上手く時期があえば、桜の絶景に出会える「うぐい川の鮎河千本桜」。気温の低い山間であるので、ふもとの桜より少し遅れて満開となるのも、まだまだ桜が見たい時に嬉しい時差ですよ。
【畑の枝垂れ桜の基本情報】
住所:甲賀市土山町鮎河
駐車場:あり
URL:甲賀市観光ガイド
2020年11月にオープンした、新しい観光スポット「甲賀流リアル忍者館」。こちらは甲南の情報交流センター「忍の里ぷらら」の中にある観光インフォメーションセンターの一部です。
忍者と言えば、マンガやアニメにでてくる超人的なイメージを持つ方が多いかもしれませんが、この「甲賀流リアル忍者館」では名称の通り、地域に伝わる古文書や歴史文化資源から見える本当の忍者「リアルな忍者」として紹介されています。
1階は楽しく体験しながら忍者を知ることができるようになっています。暗号を解く「忍びいろはパズル」、隠れ身の術の遁法として、木遁の術、土遁の術、水遁の術、金遁の術、火遁の術がそれぞれ体験できます。
例えば木遁の術でいうと、一般には木に見立てた布を使って身を隠すイメージが強いですね。敵が去ったあとに、木からペロンと出てくるアレです。それと同じように木に見立てた布に隠れて周りの様子を伺う体験ができます。布に空いている穴から顔を出して写真を撮るのも楽しそうです!どの遁法でも楽しい写真が撮れるような仕掛けになっているので、撮った写真はSNSにアップ!
2階には、壮大な忍者のプロジェクションマッピングが見ることができます。その前には、甲賀流忍者の精神の案内もあるのでそれを見ながら理解を深めることができます。
同じく2階に「甲賀流忍者調査団展示室」があります。こちらには甲賀流忍者調査団「ニンジャファインダーズ」歴史学者 磯田道史氏を団長とする甲賀流忍者調査団の甲賀流忍者を紐解く資料やこれまでの調査が展示されています。まさしく甲賀流リアル忍者の今がここに集結しています。
小さいお子さんから、大人も見ごたえのある「甲賀流リアル忍者館」。観光情報センターで他の観光情報をゲットすることもできて、レンタサイクルを借りることもできるので、甲賀観光の拠点としてぴったりです!
【甲賀流リアル忍者館】
住所:滋賀県甲賀市甲南町竜法師600
開館時間:10:00~16:00
入館料:無料
休館日:月曜(祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月3日)
参考リンク:甲賀流リアル忍者館HP
NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」の舞台となった甲賀市信楽町。その「スカーレット」のロケ地をかわいいイラストで紹介してくれる「ドラマップ」をご存じですか?
物語のキーカラーとなる緋色の表紙で、中にはスカーレットのロケ地が10カ所写真やイラストで掲載されています。
火祭りの撮影が行われた新宮神社や、参拝していた愛宕山の陶器神社などは分かりやすいのですが、主人公の家から歩く道としてたびたび出てきた散策道や、主人公喜美子が子どものこと「イケナイこと」をしてみた(見ていた人には分かりますね)一本杉などはなかなかこのマップなくしてはたどり着けない場所も。
ドラマではおなじみのシーンがスタンプになってマップ内に置いてあるので、信楽散策をしながら記念スタンプを集められます。スタンプ設置場所は以下の場所です。
・旧信楽伝統産業会館(水曜休館)
・信楽伝統産業会館(木曜休館)
・物産館「緋色の商店街」(火・水曜休館)
・丸熊休憩所
女性陶芸家「川原喜美子」の半生を描いた「スカーレット」。ストーリーから主人公の人生を想いながら巡ってみてください。
【旧信楽伝統産業会館】
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1142
開館時間:9:00~17:00
参考リンク:「スカーレット」で甲賀を盛り上げる推進協議委員会HP
こちらは信楽焼き、2022年干支の「寅」ですね。こんなかわいい寅なら玄関に飾っておきたくなります。
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こちらは可愛い缶入りのお茶です。何とも言えないタヌキのイラストと、絶妙な色が素敵な缶。ちょっとしたギフトに使えそうです。同じタヌキの一筆箋なども使いやすそう。
いろんなお土産が販売されているので、信楽観光の帰りに立ち寄ればお気に入りのお土産に出会えますよ。
【緋色の商店街】
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1159
営業時間:平日11:00~16:00 土・日・祝10:00〜16:00
定休日:火・水
公式:緋色の商店街Instagram
新型コロナウイルスの影響で、店舗の営業時間・定休日が変更になっている可能性があります。ご来店の際には、各お店にお問い合わせください。