ママさんが気兼ねなくカフェにいくための条件とし出てくるのが「子供がはしゃいでも」大丈夫な場所。
で・す・が、普通のカフェなんかではしゃぐと周りのお客さんの迷惑にもなりますし、基本的にこの条件が叶うカフェはありません。
その条件に合わせようとするのであれば、その専門のスペースを作らなければならないからです。
最近は大衆居酒屋でママさん達も行きやすいようにキッズスペース兼個室みたいなのもありますが、なんと甲賀市の水口にその条件にドはまりのカフェがありました。
しかもただのカフェではありません。
ママさんにとっても「何か始めたい」を応援できる・実行できるコミュニティスペースとなっているのです。
旧水口町の東海道沿いにあるアプリコット。甲賀市のママさんならご存知の方も多いでしょう。
お昼はカフェ、お昼前は色々な講座が行われているスペースです。取材時にお伺いした時は実際にピラティスの教室中。
お子さんを連れてきても、気兼ねなく出来るのが良い。
その理由の1つに、メインのスペースとその横に更にもう一つのスペースあり。
メインスペースももう一つのスペースもおもちゃで遊んだり出来ます。
赤ちゃん用にゆりかごもあり。子供用のイスがあるお店は増えてきていますが、ここまで常備しているところはありません。しかも複数台。
子供のおもちゃも豊富!
もちろん授乳スペースもあり。ソファでゆっくり授乳できます。
アプリコットの良い所の1つにママさんがスタートのきっかけを踏める場所であること。
例えば上の写真のように、自分で手作りした品を置いて販売することが出来たり。
アプリコットで小さな教室を開いたりなんかもできます。しかもアプリコットに来る方のほとんどがママさんなので、ママさん向けの告知も出来たりします。
情報の共有場所としても活用。実際に甲賀市や市外のママさん向けイベントや情報が掲載されています。
近々だとこちらのイベントが一番大きくてオモシロそう。
この方がアプリコットの代表理事をされおられる鹿田さん。
アプリコットの前から滋賀県の子育て支援に携わっており、その経験を踏まえて「こんな場所があったらいいな」という想いからアプリコットが誕生したんですって。
もちろんカフェなので、ランチとしても利用可。
ほっこりしていて美味しいんだこれが。
鹿田さん曰くランチがあることで、アプリコットへ気軽に行けるキッカケを作れるとのこと。
例えばコミュニティカフェとして見ると、初めて行く方は「既にコミュニティが出来ているでは?」と不安になる方もいらっしゃいます。
でもランチを利用するという形でまずはアプリコットに行ってみて、雰囲気を知って徐々に教室なんかにも参加してみて…。
ママさんが気軽に来られる場所で、その仕組を作られているからこそ、お昼時はアプリコットが賑わっているのがよくわかります。
働かれている方もママさん。その為、アプリコットの営業時間も幼稚園や保育園の時間に合わせて14時閉店になっています。
利用者だけではなく、働いているママさんにとっても素敵な場所なのです。
鹿田さんとお話させて頂いて、思ったのはアプリコットみたいな場所が各市町村にあって、なおかつパパさんやおじいちゃん・おばあちゃんがその存在を知ってもらうとよりママさんも行きやすくなるのではないでしょう。
自宅で子供と一緒にいる時間は楽しい時間もある半面、悶々とする時間も出てきます。
だからこそアプリコットでランチをしたり、何かを習ったり、他のママさんと交流できたりというそういうスペースは今の現代ではとても必要な存在なのかも。
まだ行ったことがない方でもお子さん連れて一度行ってみましょう。久々に気兼ねなく外で食べるランチは暖かくてとても美味しいはずです。
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