野洲市歴史民俗博物館の愛称は「銅鐸博物館」。甲賀市在住の私は行ったことがなかったのですが、野洲市在住の知人は何度も行っているとのこと。
楽しそうに話す知人に触発され、取材申し込みをすることに決めました。
博物館からも了解をいただき、意気揚々としていたのですが、取材予定日に台風19号が近畿に接近。
一時はどうなるかと焦りましたが、日を改めて取材することができました。本日は「銅鐸博物館」と、その敷地内にある「弥生の森歴史公園」をレポートします。
「銅鐸博物館」へは、JR野洲駅からバスで向かいます。バスには、近江鉄道バスと野洲市コミュニティバスの二つがありますが、本日は近江鉄道バスにしました。
バスに揺られること10分ほど、ついに到着です。駐車場までやって来たのですが、「銅鐸博物館」はどこでしょう?
駐車場で見つけた案内図のお世話になります。
「銅鐸博物館」と「弥生の森歴史公園」の位置は、赤丸で囲んだ所を参考にしてください。
駐車場の写真がこちらになります。大型バス5台・自家用車50台が駐車可能です。
建物の入り口までやって来ました。
入館料は大人200円 高校・大学生150円 小・中学生100円です。
20名以上で訪れる場合は、入館料が50円引きになります。
野洲市民は入館料が無料(※住所が確認できる物をお持ちください)
身体障害者手帳、療養手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と、その介護者は入館料が無料になります。
住所:滋賀県野洲市辻町57番地1
銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)・弥生の森歴史公園 住所:滋賀県野洲市辻町57番地1
入館すると、まず目を惹くのが写真の巨大銅鐸です。ロビーの中でひときわ存在感を放っていますね。
こちらは土器の展示になります。先ほどの巨大銅鐸も含めて、実際に触れることができますので、ぜひ感触を確かめてください。
こちらの銅鐸は自由に鳴らすことができます。鳴らしてみると、お寺の鐘のような音が響きました。弥生時代の人は、このような音を聞いていたんですね。ロマンを感じます。
一階の展示室です。大小の銅鐸が展示され、見ごたえがあります。
全てを紹介しきれないのが残念です。ぜひ、ご自分の目でお確かめください。
もちろん展示室は、写真撮影が禁止です。今回は取材のため、撮影の許可をいただくことができました。
記事をお読みの皆さんは、ご注意ください。
二階の展示室では期間限定の企画展をされていました。来館のおりは、こちらの展示も併せてご覧ください。
写真の内容が、ガラッと変わりましたね。こちらは体験工房です。
「銅鐸博物館」では、土器作りなどの体験学習ができることをご存知でしょうか。
博物館の受付で申し込めば手軽に参加できます。私も挑戦することにしました。
開催時間は9:00~17:00(受付は15:00まで)
※体験学習の開催日は、土曜日、日曜日、祝日、夏休み・春休み期間(休館日を除く)ですので、ご注意ください。
※10名以上の団体だと事前予約が必要になり、全員が同じ体験メニューになります。また10名以上であれば、平日に開催してもらうことも可能です。
体験工房の場所は博物館の建物を出て、「弥生の森歴史公園」内になります。
埴輪が置かれていますが、これも体験学習で作れる物の一つです。他には、土笛・土鈴・土の銅鐸などを作ることができます。
埴輪を作るという発想が私には無かったので、体験学習で作れると知ったきは驚かされました。
私は体験学習のメニューから、まが玉作りを選びました。参加費は500円です。
まが玉作りは初めてですが、指導員の方から丁寧な指導を受けられました。安心して取り組めます。
写真の左側に写っているのは、まが玉の材料になる滑石です。右側に写っているのは、まが玉の型になります。
型を使って滑石にまが玉の形を描くと、あとはひたすら削ります。
削って、削って、がんばること一時間近く。
ついに完成です!
なんと言いますか、達成感があります。持ち帰って大事にします。
まが玉作り以外の体験学習については、公式サイト内の「まが玉作りなどの体験学習メニュー」のページを参照ください。
体験工房を出ると「弥生の森歴史公園」を散策です。
復元された竪穴住居が建っていました。学校の日本史で習った姿、そのままです。
内部に入ることもできるのが嬉しいですね。
こちらは高床倉庫です。
どっしりとした感じを受けます。
私のご先祖様も竪穴住居に住み、高床倉庫を利用するような生活をしていたんでしょうか。
遠い昔に思いを馳せつつ、楽しい時間を過ごすことができました。
記事をお読みの皆さんも、一度体験されてはいかがでしょうか。
住所:滋賀県野洲市辻町57番地1
電話番号:077-587-4410
FAX:077-587-4413
Email:rekimin@city.yasu.lg.jp
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日等の場合は開館)・祝日等の翌日(土曜日・日曜日・祝日等は除く)・年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:大人200円 高校・大学生150円 小・中学生100円
※20名以上で訪れる場合は、入館料が50円引きになります。
※野洲市民は入館料が無料(※住所が確認できる物をお持ちください)
※身体障害者手帳、療養手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と、その介護者は入館料が無料になります。
参考リンク:【公式】銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)
記事の内容は2019年10月下旬の情報です。最新の情報は、公式サイトでご確認ください。
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