家に関する流行や、構造に関して知識がない。どうも、僕です。
ただ知識がないといっても、興味がないかと言われるとそういうわけでもなく、お寺や神社などの昔ながらの建物を見に行くことが多いので人並みには興味があったりします。
今回訪れたのは日野町にある近江日野商人館という歴史民俗資料館。
「歴史民俗資料館」というカテゴリ自体がもしかすると若い人の行く気をなくしているのかもしれませんが、こちらの近江日野商人館は一味ちがう。
もしかするとこれから家を購入しようとする20代後半からの人にとっては行ってみると日本家屋の良さに触れられる場所かもしれません。
近江日野商人館は日野町の中心から少し離れた場所にあります。
Googleマップだとこの辺。水口の中心街からだと30分ぐらいで着ける距離にあります。
駐車場は無料となっています。
開館時間は午前9時から午後4時までで、休館日はこれまで毎週月・金曜が2015年4月から毎週月・火曜になっています。
日野町の町並みにひっそりとあります。
草津線の旧東海道だとこういった昔ながらの家の門構えは見たりするのですが、中にはいるのは初めて。ワクワク。
おおお、リアルとなりのトトロ。電話こそなりませんでしたが、映画のワンシーンを試してみたことは言うまでもありません。
昔の家なのに、その中は当時最先端のハイカラな機能で一杯。
すーーっと見られるよりも案内役の方に案内してもらうとより近江日野商人館の凄さがわかります。
昭和初期の電熱器。しかもこれが置いている部屋なんとバリアフリーになっています。戦前からですよ。
一番の見どころはこのお部屋。
一見普通の和室に見えますがものすごいお金がかかっている部屋で、一本の柱で1千万以上のものとかがあったりします。
この部屋から見られる庭の景色もこれまた…。
昔ながらの家にはそれだけの良さがあったりしますが、確かに。
近江日野商人館自体は日野商人である山中兵右衛門が実際に住まれていた家でした。
ただ一家自体が静岡の方へ引っ越しされてからは空き家になっており、有効活用をとなんと無料で寄付されたとのこと。太っ腹。
2階には日野商人にまつわる資料や、日本で最古のワインがあったりなど見どころのある資料館となっています。
資料だけではなく、家の外観・内観を見るだけでも十分に楽しめるので日野観光の際には是非。
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