滋賀県にもさまざまなご当地レトルトカレーがあることをご存じでしょうか?近江牛や近江鶏などの地元グルメが入ったものから、ちょっと変わったものまで、人気のご当地レトルトカレーを全て実食レポ付きで紹介します!
また、賞味期限が長いレトルトカレーは、滋賀県のお土産にもおすすめ。
随時新しいレトルトカレーを食べて、情報を追加して行きますのでお楽しみに!
最初にご紹介する滋賀県ご当地レトルトカレーは、「彦根梨カレー」です。
彦根梨は、1981年に彦根市石寺町の曽根沼干拓地で栽培が始まった歴史の長い果物です。「彦根梨カレー」には、彦根梨を樹上で完熟させた一番おいしい季節のものを使っており、香りの良いスパイスを加えてじっくりじっくりと煮込んでいるのだとか。
レトルト包装にすることによって風味をパックの中に閉じ込め、長期間の保存ができるようになっています。
じっくり煮込まれているので、具材はトロットロ。梨を使っているので一口食べた瞬間フルーティーな香りが口いっぱいに広がってまろやかな口当たりがします。でも後からしっかりとカレーの辛味がやってきます。カレーの辛さと梨の甘さの調和が程よいカレーでした!
【基本情報】
内容量:170g
エネルギー:148kcal
参考リンク:JA東びわこ
続いてご紹介する滋賀県のご当地カレーは、「パニールの杜カレー」です。信楽にある山田牧場の商品になります。かわいい牛柄模様にカレーを思わせるインドの象達がアクセントになったパッケージが特徴。お土産としても喜ばれそうなデザインですね!
パニールとは、インドで一般的に使われるカッテージチーズ風のチーズのことだそう。「パニールの杜カレー」には、このパニールが入ったカレーです。
お味は2種類、サグカレー(日本ではほうれん草など青菜を使ったカレーを概ね指します)とトマトカレーです。
2つとも食べてみました!まずパニールについて、初めて食べたのですがクセがなく食べやすかったです。カレーの中で存在感を放ってはいますが、味の主張も少なく溶け合っているというかんじ。
トマトカレーは赤い!辛そう!と思ったのですが、辛口カレーが苦手な私でも食べられるくらいの味で、辛い!よりトマト!というかんじです。
1箱で2種類の味が楽しめるのはなんだかお得!まだパニールを食べたことがない方はぜひ一度食べてみてください!
【基本情報】
内容量:各100g
エネルギー:サグカレー129kcal/トマトマサラカレー153kcal
参考リンク:山田牧場
滋賀県竜王町にある「澤井牧場」のレトルトカレーです。「近江牛カレー」ではなく「近江牛ステーキカレー」!。これはお肉への期待が高まります。
ごはんにルーをかけた瞬間から、近江牛の存在が主張しています。ゴロッとした大きな近江牛の塊が2切れ入っていました。
しっかりとした歯ごたえがあり、お肉の旨みが感じられます。ルーはトロみが強め、カレーの味はデミグラスソース風味。辛味が少なくまろやかな味わいを楽しめました。
【基本情報】
内容量:200g
エネルギー:529kcal
こちらのカレーは、甲賀市にある鶏を知り尽くした鶏育成加工会社「シガポートリー」が生産販売する「近江鶏カレー」。
餌から飼育方法まで、工夫を重ねて育てた自慢の鶏を使ったカレーです。
近江鶏とは、一般的な飼育期間よりも約10日ほど長く、よりゆったりしたスペースで自然に近い環境で育てられています。ストレスが少ないので、柔らかくて美味しいお肉です。
具は玉ねぎとゴロっとした鶏肉。鶏肉はしっかりとした歯応えがあり、噛めば噛むほど近江鶏の味が楽しめます。鳥の出汁がきいていて玉ねぎの甘さとの相性抜群。辛さはちょうど食べやすい辛さで、万人に好まれるカレーではないでしょうか。
【基本情報】
内容量:200g
エネルギー:247kcal
同じくシガポートリーの「近江黒鶏手羽なかカレー」。手羽中を使うことで、骨から出る旨味がまた深い味わいを加えてくれます。
お皿に盛りつけてみると、中には手羽中が2つも入っていました。贅沢!
骨付きだと食べるのが大変かなと思ったら、骨からお肉がホロホロっとくずれるようなしっとりした柔らかいお肉でした。カレーの辛みはちょうどよい中辛で、甘さもあり、まろやかな味です。
【基本情報】
内容量:200g
エネルギー:224kcal
近江牛の老舗レストラン「松喜屋」で、年間10万食以上売れるベストセラーの「ビーフカレー」です。
具は近江牛のみ!良質の近江牛がたっぷり入っています。ルーはとろみが強く、しっかりしたビーフの風味が濃厚な味わいを作り上げています。辛みは中辛とこれこそ王道ビーフカレーといった感じです!
【基本情報】
内容量:200g
エネルギー:325kcal
参考リンク:松喜屋オンラインショップ
竜王町の農産物をPRしようと地元養鶏場「杉本山之上養鶏場」と道の駅「アグリパーク竜王」がタッグを組んで共同開発したのがこの「淡海地鶏カレー」。パッケージが素朴な雰囲気でかわいい!
ブランド鶏の「淡海地鶏」と採れたて「富有柿」を使った、噛み応えと甘味のあるオリジナルカレーです。
お皿に盛りつけてみると分かるのですが、地鶏がゴロっと入っているのではなく、食べやすい大きさにカットされて沢山入っています。これがとても食べやすくて良いです。
まず口に入れると、富有柿のフルーティーな甘さが広がります。具の地鶏にはしっかりとした歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨味が感じられてとても美味しいです。
あとからスパイスの辛さがしっかりと感じられる、けっこう辛口なカレーでした。食べ応えも辛みもしっかり欲しい人におススメです。
【基本情報】
内容量:200g
エネルギー:248kcal
参考リンク:滋賀竜王まるしぇ
こちらのカレーは、「国民休暇村」の料理長が考案したオリジナルレシピ。「国民休暇村」とは近江八幡の琵琶湖畔にある、近江牛と温泉が自慢の宿です。
見た目にもコックリとした濃いルーに見えます。このオリジナルレシピには赤味噌が入っているというから納得。
食べてみると、なるほど!個性的で香り豊かなカレーです。辛さは強くありません。ほんの少し酸味があり、それがアクセントにもなっています。具は近江牛と玉ねぎとシンプルで、辛みも含めて食べやすいカレーになっています。
【基本情報】
内容量:200g
エネルギー:269kcal
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