今年も残すところあとわずか。秋ならではの色鮮やかな景色を見られる場面も徐々に減ってきています。そんな中、私が今年の紅葉を見納めるべく訪れたのは近江八幡市の「教林坊」(きょうりんぼう)です。
そこはとても趣きがあり、来年もリピートしたくなる場所でした…!実際に現地に行った感想を交えながら、おすすめポイントや詳しい交通アクセス、さらに参拝時の注意点など、詳しくレポートします!
教林坊とは、聖徳太子が推古13年(605年)に創建した歴史ある寺院で、別名「石の寺」と言われるほど、石がたくさんあることで有名です。春と秋のみ、期間限定で一般公開しており、その趣きのある本堂や庭園を見るべく、毎年多くの参拝客が訪れます。
交通アクセスは、国道8号線沿いの東海道新幹線の高架下をくぐるように農道を通っていきます。この時、道が狭くなっているので十分に前後左右に気をつけながら進んでいきましょう。
Google Mapではこちら
〒521-1331滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
駐車スペースは普通車約80台収容可能。それでも秋の紅葉シーズン中の土日だと混雑するので、平日の参拝がおすすめ。なお、駐車料金は無料です。
教林坊の庭園に行くと、まず赤いモミジの木が目にとびこんできます。そのまぶしく感じられるほどの色鮮やかなモミジに圧倒されるようでした!
さらに、書院の中から見える景色は、まるで美しい掛け軸のよう。
そのほかにも、モミジの葉が地面や水琴窟(すいきんくつ)に落ちている様子にも風情があります。全体的にコンパクトな敷地でありながらも、たくさんのみどころがある場所なので、見飽きることなく楽しめるスポットだと思いました!
教林坊では、カメラの三脚・一脚の利用、スケッチ、ペットの連れ込みなどが禁止されています。
注意点としては、段差があったり、この写真のように木の根もとの部分が出ていたりする場所もあるので、足元に気をつけて参拝していきましょう。
また、駐車場には仮設トイレがあるのですが、庭園の中に入るとトイレがありません。再入場もできませんので、気になる場合は、庭園に入る前に駐車場のトイレを利用しておくと良いと思います。
ちなみに、私が確認したところ、男子トイレが2つ、女子トイレが4つ用意されていました。
秋の一般公開中は、夜に紅葉のライトアップを行っている日もあるようです。私は時間の都合上、一般公開の期間中にライトアップを見られなかったので、来年(2020年)には、夜の教林坊にも行ってみたいと思います!
そして、教林坊では本堂の大改修を予定しているとのこと。改修の予定日は公表されていませんが、いつしか、さらに魅力的に進化していくであろう教林坊の今後がとても待ち遠しいですね…!
では、最後に教林坊の詳細情報です!
住所 〒521-1331滋賀県近江八幡市安土町石寺1145
一般公開 11月1日〜12月10日までの毎日
ライトアップ期間 11月15日〜12月5日まで。
拝観時間 午前9時30分〜16時30分
※ライトアップ期間中は午前8時30分から拝観可能。ライトアップは17時30分〜19時まで。
秋の拝観料 大人700円(20名以上の団体は1人600円)小中学生200円
お問い合わせ先 TEL 0748-46-5400
FAX 0748-46-5539
※非公開の期間はFAXのみ受付
公式ホームページ
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式ホームページからご確認ください。
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