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東近江市の「西堀榮三郎記念探検の殿堂」は、探検という言葉が似合う博物館!【体験レポート】

投稿日:2019年9月12日 
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たまたま図書館で見つけた一枚のビラに、「西堀榮三郎記念探検の殿堂」の名前が載っていました。探検という言葉が気になったので、博物館のホームページを開いてみてびっくり!

西堀榮三郎氏は第一次南極地域観測隊の初代越冬隊長でした。しかも科学者で技術者でもあるらしい。

博物館では、どのような展示がされているのでしょうか。実際に取材に行って来ましたので、取材の様子を体験レポートします。

見出し

「西堀榮三郎記念探検の殿堂」へは「ちょこっとバス」を利用

近江鉄道「八日市駅」で下車すると、「ちょこっとバス」(湖東線)で向かいます。

バスで揺られること20分ほどで、目的地に到着しました。池の向こう側に、「西堀榮三郎記念探検の殿堂」が見えます。

参考:「ちょこっとバス」「ちょこっとタクシー」路線図・時刻表

駐車場は100台まで駐車可能です。自家用車を使われる方は、ご利用ください。


googlemapはこちらです。住所は滋賀県東近江市横溝町419です。

こちらが建物の入り口になります。

入ってすぐに、犬のタローとジローが出迎えてくれました。残念ながら、本物の犬ではありません。模型になります。

入館料は大人300円、小・中学生150円でした。

「西堀榮三郎記念探検の殿堂」では、偉大な探検家達を紹介

施設の案内板です。一階は西堀氏に関する展示になります。

通常は、施設の二階で日本人探検家の方達が紹介されているのですが、展覧会の準備のために今は見ることができませんでした。一階に設置されたパネルで紹介がされています。

一方で二階では「好きを仕事に~小さいことの積み重ね~」特別展が行われていました。記事が掲載されるころには、会期が終わってしまうことが残念です。最新の特別展情報につきましては、公式サイトをご確認ください。

参考:【公式】西堀榮三郎記念探検の殿堂


山小屋風の自宅を自ら設計!

一階に戻ってきました。

写真は、東京都大田区にあった、ご自宅の居間の展示になります。床や梁はといった建材は東京から移すことができませんでしたが、家具や暖炉といった物は、そのまま持って来ることができました。

椅子に座ることや机に触ることができる展示ですので、皆さんもお試しください。

自宅の設計は西堀氏が自分でされたそうで、山小屋のような家が建っていたそうです。家具については西堀氏の考えを反映した特注品です。机には予め傷が付いており、使用する中で新たな傷ができても目立たないように配慮したとのことでした。

西堀氏は1903年に京都市に生まれ、1989年に亡くなられます。登山家であり、京都大学の助教授になられた後、東京電気株式会社(現東芝)に入社し技術本部長を勤められました。

西堀氏の足跡については、残念ながら全てを書くことができません。公式サイトをご覧になるか、「西堀榮三郎記念探検の殿堂」までお越しになり、お確かめください。

西堀氏の写真です。西堀氏の横に置かれた、大きな炊飯器のような物は何なのでしょうか?

展示物の中に、それらしき物を見つけました。これは西堀氏が作った原子炉の模型です。原子力にまで造詣が深い方だったんですね。

学芸員さんに伺ったところ、西堀氏の祖父は湖東町の出身で、京都で事業を起こした近江商人でした。西堀氏は自分のルーツである地域に思い入れがあり、湖東町の小学校や中学校で講演をされたそうです。

その講演を聴かれた当時の湖東町の町長が感銘を受け、さらに、その意志を受け継ぐ後の町長によって「西堀榮三郎記念探検の殿堂」建設へと繋がったとのことでした。

こちらの暖炉は、西堀氏自らが作られた物です。使い込まれた様子に、私は魅力を感じました。

西堀氏が南極で付けていた個人日誌(複製)です。開いてみましょう。

ブリザードの記述に、南極を感じます。

こちらは若かりし頃の西堀氏とアインシュタイン博士。1922年にアインシュタイン博士が来日したおり、西堀氏は京都・奈良を案内しました。

西堀氏と世界的な物理学者との出会い。人間、どこで繋がりがあるか分かりません。

こちらは学芸員さんから、お借りしたタブレット端末です。西堀氏の事績について、まとめられています。

関心を持たれた方は、学芸員さんに申し出れば借りることができますので、ご利用ください。

西堀氏が息子さん達と作ったヨット、その模型になります。

以前は、屋外に実物のヨットが置かれていたそうですが、傷みが激しくなったため、今では模型のみが置かれています。

自分達で造ったヨットに乗って、探検旅行に出ることを西堀氏は考えていたのでしょうか。

探検という言葉に惹かれた方は「西堀榮三郎記念探検の殿堂」に、ぜひお越しください。

「西堀榮三郎記念探検の殿堂」の基本情報

西堀榮三郎記念探検の殿堂
住所:滋賀県東近江市横溝町419番地
電話番号:0749-45-0011
IP電話:050-5802-2291
FAX:0749-45-3556
Email:tanken@city.higashiomi.lg.jp

開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日・火曜日・国民の祝日・年末年始

入館料【一般】:大人300円 小・中学生150円
入館料【団体】:20名以上 大人250円 小・中学生120円
入館料【東近江市在住の方】:大人・子供ともに無料
その他の割引制度については、公式サイトにてご確認ください。

参考リンク:【公式】西堀榮三郎記念探検の殿堂

2019年8月現在の情報です。最新の情報は、公式サイトでご確認ください。


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空谷 弘
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  • 空谷 弘

  • 滋賀県在住の会社員。新しいことを始めようと、日刊!滋賀県のライターを始める。楽しい記事が書きたいです。