こんにちは!お久しぶりの河崎です!
今日は我らが社長のリョウマさんがWEBクリエイターの講師として参加した、守山小学校の夢授業という特別授業の見学に行ってきました。
これは6年生の生徒たちに将来への希望や夢を抱かせることを目的としたキャリア教育の授業です。
リョウマさんだけでなく、消防士、警察官、ダンサー、パティシエ、陶芸家 などなど
たくさんの職業の方が講師としていらっしゃっていました。
私も生徒に混ざってお話を聞きに回りたいくらいでしたが、今回はリョウマさんのお手伝いとして参加し、感じたことを記事にしていこうと思います。
今回の授業は「仕事は楽しいものだと思いますか、それとも辛いものだと思いますか」という質問から始まりました。
辛いと思うに手を上げた生徒たちに、「そのイメージはどこからきていると思いますか?」とさらに質問したリョウマさんは、驚きの行動に出ます。
その教室の近くにいた大人の方々を全員黒板の前に並ばせて、
「僕たち大人のせいです!ごめんなさい!」
と子供たちに向かって頭を下げさせたんです!
今日初めてお会いしてまだ話したことがない人もいるのにですよ!びっくりですね。
しかし、子供達には大ウケ、私もそれはその通りだと思いました。
むしろ子供の頃から働くことに対して嫌なイメージしかなかった私は「大人のせいだ!」と宣言してくれてスッキリしました。
私も一緒に頭下げてたんですけどね。
それからリョウマさんはとにかく自分は小学生の頃からバカだったんだとバカを連呼し始めます。
才能が何もなくてもテストでいい点が取れなくても運動神経がよくなくても、好きなことを追求したら仕事に繋がっていくんだということが伝えたかったみたいです。
ですがリョウマさんはすごくいいことを言った後にも終始自分はバカだと言い続けていたので、子供達には「とにかくバカな社長」という印象しか残っていないことでしょう。
これだけ聞くとふざけた人だと思われるかもしれないですが、ふざけてばかりではありません!
自分の夢ややりたいことを周りに話した時、頭ごなしに否定されることがあると思うけど、そうやって否定してくる人は夢のために努力したことない人やから気にしなくていいよ。
”無理だからやめた方がいい”ではなく”こうしたらいけるかも!”と考えていくことが大切だよ。
と、子供たちの気持ちに寄り添ってくれるすごく頼もしい人なんです!
リョウマさんがたくさんしている仕事の内容を説明をした時も、子供達は興味津々で常に質問が飛び交っていました。
「プログラマーってどんな仕事ですか?」「何のアプリを作っているんですか?」など、仕事に関する質問もあれば、「会社の規模はどのくらいで売上はいくらですか?」「YouTubeでどのくらい稼いでますか?」など、突っ込んだ質問もありました。
そんな突っ込んだ質問ができるのも小学生ならではだな〜と感じました。
働くとは何かを話しに行ったというと少しずれていたかもしれませんが、子供達の仕事に対するイメージはいい方向に変わったと思います。
何より子供達が楽しんでリョウマさんの話を聞いてくれていて見学していただけの私もすごく嬉しくなりました。
私は3ヶ月前まで学生だったので、過去のことで小学生の夢に直接繋がるような話は正直ありません。
興味が湧くような仕事をしたことも、すごく苦労した経験も、何か自慢できるような特技も何もありません。
私は小学校に入学した時からずっと服をコーディネートをするスタイリストになりたいと思っていました。
だから他の職業に目を向けることはなかったし、将来は何とかなるだろうと思っていたんです。
また、新しいことに挑戦することをめんどくさがって小さい時からこれといった趣味や特技はありませんでした。
そんな感じでなんとなく生きていたのですが、高校生のときにこれから自分はどうなりたいのかすごく悩みました。
今まで何となくこうなればいいなーと思っていただけだったので、初めて将来を具体的に考えた時に、昔からなりたかったスタイリストになって働いてる自分が想像できなかったんです。
そこでスタイリストを目指すのはやめました。
しかし、周りに目を向けて興味を持たなかった私はその時に他にやりたいことを見つけられませんでした。
リョウマさんが授業の中で生徒たちに言っていたように
「夢や好きなことを追いかけている友達がキラキラして見える」
まさにこの状態ですよ。
そこから何も目指すものがなく、ただなるようになってきた私ですが、今この仕事を始めてやっと、自分でも知らなかった自分の可能性を広げられているなと思います。
こんなに長々と自分のことを語ってしまってすみません!
つまり、こんな私が小学生に何を伝えたいかと言うと、
色んなことに目を向け、好きなことを見つけてほしい
ということです。
そんなことが夢に結びつくのかと思われるかもしれないですが、私自身が本当に後悔したので私はそれをなるべく長い時間続けていくことが大切だと思います。
全部を将来に結びつけて見つけろ!考えろ!と言っているわけではありません。
これをしている時が楽しい!これならずっとしてられる!と思えるものがあればあるほど将来の可能性が広がっていくと思います。
自分が思いもしないことに意外とピッタリ合うこともあるから、初めから自分には合わない、できないと決めつけずに、何でもやってみよう!と伝えたいです。
今日の授業で一番の盛り上がりはリョウマさんの名刺を子供達に配ったときでした。
リョウマさんの名刺は人型の名刺で大人の私が見ても欲しくなっちゃうデザインなんです。
名刺を手にした子供たちは大騒ぎで喜んでいました。
普通の名刺と見比べるために、一緒に授業に参加していた今プラス布団屋の元倉庫店店長の下原さんが、一般的な四角い名刺を出すと「そっちも欲しい!」とまたまた大盛り上がり。
授業が終わると子供達は一斉に席を立ち、今度は四角い名刺をもらうためにリョウマさんを囲んでいました。
それを遠くから見守っていた私でしたが、子供達の勢いに耐えきれなくなったリョウマさんが一言。
「あのお姉さんも持ってるよ!」
その途端子供達が私の元に走ってきて、私の名刺ケースは数秒で空っぽになりました。
まさかこの授業で名刺が一番盛り上がるとは思いませんでしたね。
あんなにいっぱいの小学生に囲まれることは後にも先にももうないと思うのですごく楽しかったです。
私は今回の授業で、自分の成績や周りの意見で将来を考えるのではなく、好きなことや自分が追求したいと思えることで将来を描いて欲しいなと強く感じました。
実際私もそうでしたが、おそらく誰しもが進路について迷う高校時代。
そこではその時点の成績が重視され、就職か進学か、進学ならどの学校に行くのか選んでいくことがほとんどだと思います。
将来に特に希望がない生徒の中には、どの進路に進むのか成績だけで決定している人もいると思います。
しかし、本来ならば例えば、「数学の成績が良いから理系に進学する」ではなく、「数学が好きだから理系に進学する」であるべきなんです。
今回の夢授業を担当している職員さんにお話を伺うと、このことも大事な点としてテーマに含んでいるとおっしゃっていました。
これをきっかけに将来についての考えが変わって、自分が望んで進める進路を自分で決められるような生徒が増えていけばいいなと思います。
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