「守山市はホタルが有名らしい」との話を小耳に挟み、気になっていたところ、一つの資料館を見つけました。名前は「守山市ほたるの森資料館」です。
取材を申し込んだところ、快く了承していただきました。本日は、「守山市ほたるの森資料館」についてレポートします!
JR守山駅から徒歩で向かおうと考えていましたが、地図を見ると思っていた以上に距離がありました。ここはレンタサイクルを使うことにします。
JR守山駅近くのレンタサイクル店の中から、今日は「駅リンくん」にしました。自転車を借り、いざ出発。
自転車を漕ぐこと約15分。「守山市民運動公園」に到着しました。
※「駅リンくん」で自転車を借りるさいは、運転免許証や保険証などの自身を証明できる物が必要です。
「守山市ほたるの森資料館」は、「守山市民運動公園」内にあるのですが、公園は広い!
目指す資料館はどこだろうと思っていたら、公園の案内図に助けられました。赤丸で囲んでいる所が「守山市ほたるの森資料館」です。
「守山市ほたるの森資料館」に到着!
車で来られた方は、「守山市民運動公園」内第2駐車場にお停めください。(駐車台数204台)
※トイレは公園内のものを利用してください。写真のトイレは、資料館から徒歩2分ほどの場所にあります。資料館内にトイレはございませんのでご注意ください。
守山市ほたるの森資料館 住所:滋賀県守山市三宅町10番地(守山市民運動公園内)
入館料はなんと無料! 受付で記帳を済ませ、奥へと向かいます。
ゲンジボタルの標本がありました。光っていないホタルは、こんな姿なんですね。
こちらはゲンジボタルの一生が分かる展示物。資料館はゲンジボタルに関する展示が主になります。
ちゃんと許可を頂いてから撮影しておりますので、ご心配なく。くれぐれも、無断撮影はお止めください。
ヘイケボタルの幼虫とカワニナ(ホタルの幼虫の餌)ですか! 近付いてみます。
ホタルの幼虫って、初めて見ました!
こちらは生まれたてのためか、体が小さいですね。明示がなければ、気づかなかったと思います。
さて、このシャーレーには、ホタルの幼虫が何匹いるでしょうか? なんと、この中に幼虫が100匹ほどいるそうです! 冗談ではなく、本当に!
職員さんの厚意で顕微鏡を借りることができました。さて、どんなものが見えるのでしょうか?
おお、こんなにも小さい幼虫が動いています! 動き回るので、姿を追いかけるのも大変です。ピントが合わない写真しか撮れなくて申し訳ありません。ぜひ、守山市ほたるの森資料館に足を運びご自身の目で確認してみてください。
こちらの机では、職員さんがホタルの幼虫を数えておられました。顕微鏡やルーペを使わず、肉眼で数えられています! 根気の無い私は脱帽しました。
ここに数百匹のホタルの幼虫がいると聞いて、読者の皆さんは信じることができるでしょうか? 職員さんから話を聞いたとき、私は思わず聞き返してしまいました。
これらのホタルの幼虫は資料館で育てられ、大きくなると近隣の河川に放流されます。
今までは資料館で快適に暮らしていたのに、自然の中で生きていくのは、さぞ大変でしょう。資料館に残るホタルの幼虫もいるとのことですが、羨ましいですね。
こちらは「守山市ほたるの森資料館」のすぐ側にある「ほたる河川」。ほたる保護区域の看板が出ています。資料館で育ったホタルの子孫がいるのでしょうか。
森の中をホタルが光りながら飛ぶ姿は、とても美しいんでしょうね。残念ながら、今回は時期がズレてしまいました。
取材に行くのが、どうやら2カ月近く遅かったようです。来年こそは、ホタルが飛ぶところを見たいものです。
守山市ほたるの森資料館
住所:滋賀県守山市三宅町10番地(守山市民運動公園内)
電話番号・FAX:077-583-9680
開館時間:9:00~16:30
休館日:毎週火曜日・祝祭日の翌日(日曜日は除く)・年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:無料(研修時は資料代をいただきます)
公式ホームページ:守山市ほたるの森資料館
2019年7月現在の情報です。最新の情報は、公式サイトでご確認ください。
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