ブロック状の建材を使用して作られるブロック塀。通学路や通勤路にある、自宅を囲う壁がこのブロック塀だという方も多いでしょう。
しかしこのブロック塀には様々な問題が潜んでおり、大きな地震の発生時に倒壊する危険、またそのブロック塀の倒壊に巻き込まれて死亡する事故などが発生しています。
東近江市では地震等の災害によるブロック塀等の倒壊被害を防止することを目的として、ブロック塀の改修費用に対して補助金を出す制度を実施しています。
ブロック塀は、使用されている鉄筋が腐食することにより、大地震等で倒壊する恐れがあります。2018年、大阪北部地震で発生した、通学路を歩いていた小学生が倒壊したブロック塀の下敷きになって亡くなったという痛ましい事故は記憶に新しいのではないでしょうか。
ブロック塀に対する危険性は、すでに大きな地震を経験したことがある、いわゆる災害に対して”意識が高い”地域では広く浸透されていますが、”意識の低い”地域ではまだまだブロック塀への対策がなされていません。
数があまりに多い、予算がない、などの理由で野放しになっているブロック塀も多く、もしかしたら劣化具合によっては地震等がなくても明日には倒壊し、誰かの家族や友人を巻き込んだ事故を発生させるかもしれないのです。
東近江市には、地震等の災害によるブロック塀等の倒壊被害を防止することを目的として、通学路や避難路に面するブロック塀等の撤去および改修に対し、補助金を出す制度があります。
限度額は10万円です。補助の対象や補助金の申請の流れなどは東近江市のホームページに記載がありますのでご覧ください。
参考リンク:ブロック塀の改修費用を補助します
ブロック塀の改修工事について検討をされている方は、東近江市の建築指導課までぜひ相談してみてください!
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