最近読書から遠ざかっている人も、本屋巡りが好きな人もきっと満足できる古本屋。それが、彦根市にある「半月舎」さん。チェーン店でもなく、昭和の頑固親父さんがいるお店でもない。初めて訪れても、ふらりと入れる不思議な空間。
今回は紙媒体の本に触れる楽しさを思い出させてくれるお店、半月舎さんのお店をレポートします。
半月舎の住所は、滋賀県彦根市中央町2-29。彦根駅から徒歩約15分。
立花町の交差点をアーケードがある方向に曲がってください。
お店は中央1番街商店街の中。駐車場に関しては「直接お問い合わせください」とのことでした。
こちらは店頭に並んでいた本とフリーペーパー。木箱に入っているところがまた素敵。掘り出し物が見つかるかも?
2人の店主さんは、滋賀県立大学の卒業生。彦根は歴史ある城下町。でも「彦根には古本屋さんがない」と、卒業後に半月舎を始めたそう。
店内に一歩足を踏み入れると、本がぎっしり。まるで図書館のような雰囲気が、すごく落ち着きます。
置かれている本の種類も様々。
こちらは滋賀県に関する本のコーナー。こんなに滋賀県に関する本が出版されていたことにびっくり。今ではもう絶版になっているものも。
本の背表紙を見ているだけでも、なんだかワクワクします。まさに古本屋さんならではの醍醐味。
旅猫三昧。思わず手にとりました。
昔のデザイン。今見ると、なんだか新鮮。
学生のころはあまり開きたくなかった教科書も、今見ると新鮮で面白かったり。
こちらはジャズをはじめとする音楽の本の棚。文学、音楽、料理、歴史と幅広いジャンルの本が扱われている半月舎。ちなみに、店主さんがちょっと苦手な「数学・化学」分野の本は、あまり店頭に並んでいないとのこと。
店内には本以外にも気になるアイテムがたくさんありました。その一部を紹介します。
店内各所に置かれている小物たち。こちらは販売商品ではありませんが、古本買取のときなどにいただいたものだそう。ちなみにパンダの中身は消火器の中に入っている粉、消火剤だそうです。(笑)
半月舎の特徴は、古本の販売だけでなく「かえるの学校」や「半月ワインバー」など、楽しそうなイベントが開催されていること。
イベント開催中は、本棚をどけてスペースをつくるそう。
本の買取時などに使うダンボール箱。果物の箱ばかりが並んでいる意味は、可愛いから!…ではなく「箱のつくりがしっかりしていて、持ち運びしやすいサイズだから」とのこと。なるほど!
ステッカーも販売されています。
こちらはCD。三陸わかめとほたての唄。気になる・・・。
滞在すればするほど、新たな発見がある古本屋さん。彦根を訪れたときには、ぜひ足を運んで欲しいお店です。
イベントや臨時休業等の情報は、公式HPでチェックを。
半月舎
住所:滋賀県彦根市中央町2-29
電話番号:0749-26-1201
営業日:月・火・金・土・日(臨時休業あり)
営業時間:12:00〜19:00
駐車場:直接店舗にお問い合わせください
参考リンク:半月舎
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