湖南市の人だと知っている人も多いかとは思いますが、毎年行われている湖南市在住の猫や犬を対象としたこにゃん市長選挙というのがあります。
2015年度については統一地方選挙の年でもあったので、投票日を同じ4月12日に合わせて毎日投票ができるようになっていました。
そして今年のNo.1投票数で選ばれたのがあんずちゃん。女の子の2歳の猫です。おめでとうございます!
投票数は最後1109票で圧倒的に差をつけての勝利。まさしく今年の湖南市の人気の猫とするにはふさわしいこにゃん市長です。
そしてここからが本題。
こにゃん市長選挙を終えて、「日本の他の地域でも猫や犬の市長選みたいなのないかな?」と思って調べていたら日本飛び出してアメリカにいました。
しかも1997年からずっと市長をしている猫。
その猫の名前はStubbs(スタッブス)といい、アラスカ・タルキートナ地区の名誉市長を務めているとのことです。
なぜ猫の市長が誕生したのかというと、その背景にはこにゃん市長選挙とはまた違ったアメリカらしいストーリーがあるようです。
1997年4月生まれの彼は、タルキートナにあるナグリー雑貨店の駐車場に、兄弟猫と共に捨てられていました。店主であるローリ・ステックは、しっぽのなかった子猫を選び「スタッブス」と名づけ、育てることにします。
その年の7月、住民たちが面白半分で、まだ子猫だったスタッブスを名誉市長に選出してしまいます。こうした冗談めいた結果が実現した理由は、タルキートナ地区が国勢調査のために便宜上作られた地域であり、地区評議会や自治会長はいるものの、そもそも市長が存在していないためです。
もっと詳しく情報知りたい方は英語版のStubbs (cat)のWikipedia見ましょう。
スタッブスのすごいところは、一躍有名になったことで観光客増にもつなげているところ。日本だと和歌山の猫の駅長として有名な「たま」のおかげで観光客を増やす要因になっているようですが、スタッブスの場合は毎日30から40人ぐらいが会いにくるとのことです!
スタッブスに関しては、実はFacebookもしています。
参考リンク:Mayor Stubbs
フォロー数は3万人以上、友達も4,000人以上、ほとんどの人間のアカウント以上に大人気のアカウントとなっています。
Facebookのフィードではスタッブスの活動をコメントしており、当選してから19年以上経ってもタルキートナ地域貢献に役立っている様子。
スタッブスに会ってみたい!という方も、アメリカには行けませんがYoutubeの動画でスタッブスの様子を見ることはできます。
こにゃん市長選挙の猫の今年度の活躍も、そしてスタッブスの活躍も是非是非注目してみてください。
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