長浜での仕事の日、前から気になっていた古民家宿「長治庵」さんに宿泊してきました。最近、古民家宿に対する興味が上昇中。たっぷりレポートします!
木之本インターから国道303号線をひたすら走ります。運転しやすい安心の2車線です!
ちょっとドキドキする「クマ注意」の看板がちらほら。
道が2つに分かれたら、左へ。
「お食事 お泊まり 長治庵」の看板が目印です。ここまで来れば、あと少し!
100m程度進むと駐車場を発見。宿の横にもスペースがありますので、お好みで。
googlemapはこちら。住所は滋賀県長浜市木之本町杉野2702です。
玄関から早速中へ。写真は朝、夕方、夜が混ざっていますがお許しください。
食事は茅葺き屋根の母屋。宿泊は別館。母屋と別館を繋ぐ場所の雰囲気も素敵。
HPにも記載されていますが、山の斜面に建っているため石段などがあります。歩く際は、お気をつけて。
部屋は6〜10畳のおまかせ和室(バス・トイレ共用)。
山を眺めながらくつろげるソファスペースもありました。Wi-Fi接続も可能です。
別館のお手洗いは昔ながらの和式&足で踏むタイプの洋式ですが、本館には新しい洋式がありました。
お風呂は、入りたい時間を宿泊客それぞれが記入し、交互に入る仕組みでした。化粧水や乳液、クレンジングなどのアメニティも充実。ありがたい!
夕食は19時から。長治御膳を選びました。内容は季節によって変わるようです。木之本の地酒やビール(生ビールは7月から、とのこと)、ソフトドリンクなど飲み物も豊富。お酒は強くありませんが、雰囲気で(!)自家製梅酒を注文。
・山菜盛り合わせ(つくしのきんぴら、ミョウガのたけ焼き、葉わさびの酢漬け)
・いのししの香草焼き鍋
ミョウガ・・・こういう状態になっているのは初めて見ました。白い部分には味噌(?)を塗って焼かれており、噛むと確かにミョウガです。シャキシャキ。
・鹿肉ポン酢
鹿・・・美味しい!想像以上にやわらかい。私の中で、今のところジビエNo.1です!
・マスの竹皮蒸し
「骨まで全部食べられます」とのこと。中を見てみると・・
しっかり蒸されています。頭も骨も尻尾も、キレイにいただきました。
・飯蒸し(いいむし)
もちもちとした食感。黒米入り。そして下にはウナギが入っていました。嬉しい。
そしてついに・・・
・熊肉のすき焼き風
熊!初めてのクマ!右上の黒いお肉が熊です。その他は大根。すき焼き風ということで、しっかりとした甘辛い味付け。他の宿泊客の方が「ビーフジャーキーをもっと濃厚にした感じ」と言われていて「確かに・・・!」とひとり納得していました。噛めば噛むほど味がでるタイプ。
・お漬物
・ご主人がつくられている無農薬栽培のお米(おひつに入った状態)
電気の関係と、梅酒の酔いと・・・お米を美味しそうに撮影するのはとても難しい・・・ということで、写真はありません。ごめんなさい。でも、ご飯とても美味しかったです。
・山菜の天ぷら
「ヨメナ」「お茶の葉」など。赤いお花は「サツキ」だそうです。揚げたての幸せ。
・デザート
オレンジ色は、スモモ。キウイが甘くて、シャキッと目が覚めました。大満足です。しかし食べすぎて苦しいという、幸せな気持ちに。
早起きしたので、入り口に置かれていたMAPを片手にお散歩。
地図に猫マークが書かれていたので、もしや・・・と思っていましたが、ちゃんと猫にも会えました。嬉しい!
こちらは水遊びができるという川。なんと綺麗な水。最近気付きました。私、水辺が好きです。
地図に載っていた横山神社。お散歩中、地元の方と出会いごあいさつ。清々しい気分!しっかり運動して、お腹も空いたところで宿に戻ります。
朝食はこちら。湯豆腐や卵料理、鮭、野菜。そしてお味噌汁。高知県で初めて食べて、とっても美味しかった「イタドリ」も・・・!
朝のごはんもおひつ入り。お昼ごはんが食べられなくなるほど(笑)たくさんいただきました。美味しすぎて危険!こんなに朝ごはんを食べたのは、久しぶりです。
そうそう。この日の朝は少し肌寒く、母屋のいろりには火が入っていました。とっても落ち着きます。
まさに隠れ家という言葉がぴったりの「長治庵」。幸せな1泊2日でした。一人旅から家族旅行まで、ちょっと静かに過ごしたいときにおすすめのお宿です。
住所:滋賀県長浜市木之本町杉野2702
TEL:0749-84-0015
駐車場:あり(無料)
公式サイト:長治庵
2018年6月現在の情報です。最新の情報は、公式サイトをご確認ください。
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